ヤマハ発　ロッシ選手とアンバサダー契約　　「引退後もヤマハMC使い続けて楽しんでいる」と

ヤマハ発動機は5月1日、ロードレース世界選手権9 冠のバレンティーノ・ロッシ選手と複数年のアンバサダー・サービス契約を締結したと発表した。

 

 

ロッシ選手とヤマハは2004年、ロッシ選手が初めてYZR M1で MotoGPに出場した南アフリカGPでの勝利が始まり。その後も数々の輝かしい142 回の表彰台、 56回の勝利とともに2004年、 2005年、 2008年、 2009年と4度の世界チャンピオンを獲得した。

 

 

ロッシ選手の驚異的戦績、比類なきレースへの情熱、無類のカリスマ性は、当社とMotoGPにとって大きな価値を持っているとしており、世界中が認めるロッシ選手に「 GOAT Greatest of All Time ）」の称号が与えられたという。ロッシ選手は2021年シーズン後に MotoGPから引退したが、トレーニングやレジャー用にヤマハ製品に乗り続けたいという希望により、ブランド・アンバサダー就任への興味を持っていたことから今契約に至ったとしている。

 

 

アンバサダー・サービス契約をしたバレンティーノ・ロッシ選手は「ヤマハ発動機との契約は、間違いなく大きな感動を与えてくれました。長年にわたって一緒に仕事をしてきたので、とても自然な感覚です。MotoGPを引退したあとも、私はトレーニングとモーターサイクルでのライディングを続けています。常に何らかの形でレースを続けていこうと思っていたのです。MotoGP参戦中は契約の一部としてヤマハ発動機のモーターサイクルに乗っていましたが、引退後もヤマハ発動機のモーターサイクルを使い続けて楽しんでいます。契約が締結され、ヤマハ発動機と私が協力し合えるようになったことをうれしく思います。」と述べている。