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ヤマハ、2027年型「YZシリーズ」発売  競技用MX、クロスカントリーを進化

ヤマハ、2027年型「YZシリーズ」発売  競技用MX、クロスカントリーを進化

2026.06.22

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ヤマハ、2027年型「YZシリーズ」発売  競技用MX、クロスカントリーを進化

ヤマハ発動機販売はオフロード競技用「YZシリーズ」の2027年モデルを9月25日から順次発売する。モトクロス用7機種とクロスカントリー用4機種を設定。新型では異なる競技環境に合わせ、それぞれの商品性をさらに磨き上げた。

 

YZシリーズは長年にわたりオフロードレースの第一線を支えてきたが、近年は競技の多様化が進み、スプリントレース主体のモトクロスと、長時間走行や自然地形を走破するクロスカントリーで求められる性能が大きく異なっている。発売する2027年モデルは、その違いをより明確に反映したラインアップとなる。

 

◆モトクロスYZシリーズ

モトクロス競技用YZシリーズでは「YZ450F」「YZ250F」「YZ250」「YZ125」「YZ85LW」「YZ85」「YZ65」の7機種をラインアップ。特に8年ぶりの新作エンジンを搭載したYZ250Fが注目される。

 

YZ250Fは「All we make for your FASTER」をコンセプトに開発。新設計の249ccエンジンは吸気側にフィンガーフォロワー式ロッカーアームを採用し、高回転化と全域での出力・トルク向上を実現した。レブリミットも従来モデルより700rpm高められ、より高い戦闘力を獲得。さらに圧縮比も13.8から14.1へ引き上げられた。

 

車体面ではYZ450Fと共通のメインフレームを採用。高い直進安定性とコーナリング性能を両立し、レースシーンで求められるシャープなハンドリングを実現した。加えて油圧クラッチや軽量化されたリアブレーキシステムを採用し、操作性とコントロール性を向上させた。

 

また、ユースライダー向けのYZ85LWとYZ85も進化した。MotoTassinari製VFORCE4Rリードバルブや吸気系の見直しにより、84ccエンジンの扱いやすさを向上。パワーバンドを拡大し、クラッチ操作やシフトチェンジの負担を軽減したほか、フレーム剛性や整備性も向上させた。若手ライダー育成を意識した改良内容となっている。

 

税込価格は51万1500~118万2500円。販売台数は年間400台予定。

YZ250F

YZ85LW

 

 

◆クロスカントリーYZシリーズ

クロスカントリー競技用YZシリーズは「YZ450FX」「YZ250FX」「YZ250X」「YZ125X」の4機種を設定する。

 

主力モデルのYZ450FXは、モトクロスマシンYZ450Fをベースとしながら、エンデューロやクロスカントリー競技向けに専用チューニングを施した。開発の重点は最高出力ではなく、長時間のライディングでも疲れにくい扱いやすさと安心感に置かれている。

 

449ccエンジンはバルブタイミングを変更し、低回転域でのスムーズな特性を実現。ACMローターの大型化やドリブンスプロケットの変更によって低速域での粘り強さを向上させるとともに、エンスト発生を低減した。テクニカルな林間コースや長時間のレースでもライダーが扱いやすい設定としている。

 

さらに油圧クラッチはレバー荷重をYZ450F比で15%低減。エンジン懸架ブラケットや前後サスペンションもクロスカントリー専用に最適化し、低中速域での快適性と接地感を高めた。リアブレーキやタイヤも見直され、悪路走破性とトラクション性能を向上している。

 

税込価格は126万5000~77万円。販売台数は年間400台予定。

YZ450FX

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