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ヤマハ 東京MCショー 新規客に催し各種  「今年イベントの年」に

ヤマハ 東京MCショー 新規客に催し各種  「今年イベントの年」に

2022.04.01

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ヤマハ 東京MCショー 新規客に催し各種  「今年イベントの年」に

ヤマハ発動機販売株式会社は東京モーターサイクルショーで、”GO with YOU”をブーステーマに、新発売のYZF-R7、昨年EICMAで発表されたMT-10、TMAX、XSR900を出展。ロードレース世界選手権の最高峰となるMotoGPで昨年チャンピオンを獲得したファビオ・クアルタラロ選手のYZR-M1、全日本ロードレース選手権の最高峰であるJSB1000で史上初となるシーズン全勝でチャンピオンを獲得した中須賀克行選手のYZF-R1の展示。

 

ヤマハスポーツバイク専門店の「YSP」の店舗を演出したブースも併設。「ヤマハ バイクレンタル」の新規会員登録(無料)のコーナーやフラッグシップモデルなどを展示した。

 

部品・用品のワイズギアとの合同展示により、モデルの特徴に合わせたアクセサリーの楽しみ方を提案した。モーターサイクルライフに欠かせない多数のアイテムを展示し、総合的にヤマハの魅力をアピールした。

 

展示予定車両は以下の通り(*は跨がり可能車両)。
MTシリーズ:MT-10(市販予定車)、MT-09*、MT-07、MT-03
Rシリーズ:YZF-R1M*、YZF-R1、YZF-R7*、YZF-R25*
レースマシン:YZR-M1(ファビオ・クアルタラロ)、YZF-R1(中須賀克行)
レースマシン(東京・名古屋会場のみ):TY-E、YZ450FM
MAXシリーズ:TMAX560 TECH MAX(市販予定車)、NMAX
スポーツツーリングコーナー:TRACER9 GT*、Ténéré700
スポーツヘリテージコーナー :XSR900(市販予定車)*、XSR700
LMW/スクーターコーナー:TRICITY300、CYGNUS GRYPHUS*
YPJ:WABASH RT、CROSSCORE RC

 

●プレスカンファレンス/石井謙司・社長
同社の石井社長は3年ぶりの東京モーターサイクルショーの開催への思いを述べた。また、コロナによる部品調達などによる遅れの影響で、車両や部品などの納入遅れについて陳謝し、現在「全社を挙げて改善に向け取り組んでいる。今しばらくお待ちください」と述べた。

 

 

本題では、昨今、二輪車の環境が大きく変わったとして、新しいライフスタイルの広がり、パーソナルコミューターとして二輪車が優用性や利便性が見直されたとした。また、アウトドアと相乗的にツーリングが人気となっているなどと、昨今、大きく変わった二輪車販売の市場環境について取り上げ、バイクブームの再来と言われるなどとした。

 

特にスポーツバイクの販売が伸び、教習所は新たな免許取得者が増加し、特に20代が増えているとして、市場の拡大について「一過性に終わらせることなく、エントリー層のお客様も安心して長く乗って頂けるために、我々がやるべきことがたくさんある」などと、姿勢を述べた。

 

こうした市場に対し同社では「若いユーザーへの感動体験。走る機会の提供。ともにバイクで楽しむ仲間。こうした機会の創出。加えて運転への不安払拭など、必要な取り組みを積極的に行っていきたい」などと方針を挙げた。

 

そのうえで今開催のブーステーマは“GO with TOU”を掲げ「ブースには様々な思いを込めた」と強調。テーマでは人とのつながりを重要視。ヤマハはモーターサイクル事業が主幹のため「今後もヤマハはライダーの寄り添いたいと思っている」。同時に「お客様とバイク。人とのつながり。お客様とヤマハの販売店様。またスタッフなど、人とのつながりを大事にしたい」と述べ、こうした思いをブースに込め演出したとした。

 

具体的にはブース内に、YSP店舗を再現。「YSPはヤマハのトップレベルの店舗で、2019年に新YSP政策を発表しロゴも一新した。お客様の高い期待に応えることはもちろん、ヤマハ車を熟知したスタッフが、お客様一人ひとりの思いに寄り添い、高い対応品質でお応えする」と、新YSPの指針を改めて強調した。現在オープン予定を含め73店舗を展開しており、石井社長は「将来は100店規模のネットワークを目指す。今後もネットワークを強化して、ヤマハファンを増やす取り組みを行っていく」とした。

 

また、新規のエントリー層拡大の背景を受け、長く乗り続けてもらうために「運転技量への取り組みを積極的に行いた。『YRA(ヤマハ・ライディング・アカデミー)』で大人のバイクレッスンをさらに進化させ、新しいコンテンツを開発。また『YSP限定の愛車持ち込みレッスン』、ライディングスキルの可視化するためYRFS(ヤマハ・ライディング・フィードバック・システム)などを活用したレッスン、各YSP店店頭でのライディングサポートも強化する」とした。

 

このほかエントリー層向けに「サーキット走行の敷居を下げ、ライディングの楽しさを体験できるYZF-Rサーキット・チャレンジを行うほか、YZF-R購入者向けに、筑波コース1000でライディングスクールとコース走行をセットにしたイベントも行う」とした上で、バイク利用の変化に対応するためレンタルサービスでは、今後、取扱加盟店を拡大。「すべてのYSPでレンタルサービスを展開する」と述べた。

 

また、石井社長は今後、コロナ対策を充分行いながら「今年はイベントの年にしたい」と、イベント再開に積極的な姿勢を示した。2年ぶりに同社の大イベント「ヤマハモーターサイクルデーを開催する。さらにバイクに乗る切っ掛けのイベントでは、北海道や九州までの『ヤマハライダーズカフェ』を10会場で行う」などと、ヤマハユーザーの創出と育成、楽しみの提供への取り組みなどを挙げた。

 

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