ホンダは10月11日、二輪・パワープロダクツ製品生産拠点の熊本製作所(熊本県菊池郡大津町)で「Honda モーターサイクル ホームカミング 熊本2026」を開催する。顧客に愛車とともに熊本製作所へ「帰ってきて」もらい、日頃の感謝を伝えるとともに、ユーザーとのつながりを深める恒例イベント。今年は熊本製作所が操業開始から50周年を迎え、「HERITAGE(歴史)」「TECHNOLOGY(技術)」をテーマに、二輪車の歴史や最新技術を紹介する。
イベントはホンダの二輪車ユーザーを中心に、他メーカーの二輪車ユーザーも参加できる。四輪車での来場も可能とし、二輪免許を持たない来場者や家族連れも楽しめる内容としている。入場は無料で、開催時間は9時から17時まで。雨天決行で、荒天時には中止となる場合がある。
今年は、8月に発売された新型「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」「CBR400R FOUR E-Clutch」に関連し、開発者によるトークショーを新たに実施。Hondaの直列4気筒400ccモデルの新旧車両も展示し、ホンダが長年培ってきた二輪車の歴史を来場者に伝える。
会場ではこのほか、熊本製作所の生産ライン見学を実施する。二輪車が実際に生産される工程をユーザーが直接見ることができる機会となる。鈴鹿8時間耐久ロードレースで5連覇を達成したHonda HRCのワークス車両や、熊本製作所所属の従業員チーム「Honda緑陽会熊本レーシング」の車両なども展示する。
さらに、サンリオの人気キャラクターとのコラボ車両、Hondaの電動二輪車「WN7」「CUV e:」「ICON e:」なども展示。鈴鹿8耐のHonda HRCによるピット作業デモンストレーションや、熊本製作所50周年記念展示、大津町町村合併70周年記念展示、二輪VR・シミュレーター体験など、新たな企画も用意する。
試乗関連では、Honda電動スクーター試乗会に加え、子ども向け電動二輪車「モビーノ」の組み立て・ライド体験を実施。親子で二輪車に触れる機会も設ける。BS11のオートバイ情報番組「MOTORISE」の公開収録も予定。
また、熊本製作所の社員食堂名物「カツカレーうどん」「高菜チャーハン」の提供やHonda二輪オリジナルグッズの販売など、工場を訪れる楽しみも盛り込む。

昨年の開催
熊本製作所は1976年の操業開始以来、ホンダの二輪車生産を支える国内唯一の二輪車工場。今年は操業50周年という節目を迎える。一方、7月28日に発生した令和8年熊本地震によって大きな被害が発生し、熊本製作所も影響を受けた。完成車の生産は8月下旬から再開しており、今回のホームカミングも復旧に向けた取り組みを進める中で、安全対策を講じた上で開催する。
生産拠点を単に製品をつくる場所とするのではなく、ユーザーが実際に足を運び、生産現場や製品の歴史、技術に触れられる場とすることで、ホンダへの理解を深めてもらう。熊本製作所50周年という節目と新型CB400シリーズの発売を重ねた今回のイベントは、ホンダと二輪ユーザーとの接点を改めて強化する機会となりそうだ。

昨年の開催



