ホンダは12月5日、「ジャイロe:」2車種で国土交通省にリコールを届け出た。不具合の部位は電動機用電源装置の高電圧バッテリケーブルとしている。
リコール対象車種は「ジャイロキャノピーe:」の令和3年10月22日~令和6年1月16日に製作した614台。「ジャイロe:」の令和3年3月25日~令和6年8月28日に製作した239台。2車種で853台。
高電圧バッテリケーブルにおいて、当該ケーブルコネクタの端子表面処理及びコネクタの支持スプリング荷重が不適切なため、段差を乗り越え時に車体下部が干渉した際、端子が摺動して摩耗することがあるというもの。そのまま使用を続けると端子が酸化し、抵抗が増大して導通不良となりシステム警告灯が点灯して走行不能となるおそれがあるとしている。
これまでの不具合件数は30件で、不具合による事故はないとしている。