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ホンダ 2部位でリコール      CB1000 HORNETやCB650Rなどで

ホンダ 2部位でリコール      CB1000 HORNETやCB650Rなどで

2025.05.30

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ホンダ 2部位でリコール      CB1000 HORNETやCB650Rなどで

ホンダは5月29日、不具合部位2件のリコールを国土交通省に届け出た。1件はCB1000 HORNETが対象で、排出ガス発散防止装置(空燃比センサコード)の不具合と、2件目はCB650RやCB1000 HORNETなどが対象で、原動機(シーリングボルト)の不具合となる。2件の不具合による事故はない。

 

1件の不具合は、排出ガス発散防止装置で、空燃比センサコードの固定方法が不適切なため当該コードがドライブチェーンと干渉しているものがある。そのため当該コードの電線被覆が損傷すると短絡し警告灯が点灯して適正な空燃比制御ができず、排出ガス値が基準値を超えるおそれがあるというもの。対象車種はCB1000 HORNET、CB1000 HORNET SPで、令和6年11月27日~令和7年2月10日に製作した503台。

 

2件目の不具合は、原動機のロアケースに組み付けるシーリングボルトにおいて、検査治具の管理及び成形方法が不適切なためボルトのねじ部が成形不良となり、ボルトを締付けた状態でのシール性能が低下するものがある。そのためそのまま使用を続けると、エンジンオイルが漏れて漏れたオイルが排気管に付着して発煙し、最悪の場合はオイルが後輪タイヤに付着して転倒するおそれがあるというもの。

 

対象車種はCB650R、CBR650Rで令和6年10月25日~令和7年3月28日に製造した876台。CB1000 HORNET、CB1000 HORNET SPで令和6年11月27日~令和7年2月10日製造の503台。CB750 HORNETで令和6年12月6日~令和7年3月11日製造の451台。CB750 HORNETの緊急車で令和6年12月6日~令和7年3月11日製造の451台。Rebel 1100、Rebel 1100 Tで令和7年2月6日~令和7年3月21日製造の10台と、令和6年10月31日~令和6年11月5日製造の2台。XL750 TRANSALPで令和7年1月20日製造の3台。同部位の不具合全体では2041台となる。

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