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ホンダ 新型「CB1000 HORNET」「同SP」/「NT1100」仕様変更 発表

ホンダ 新型「CB1000 HORNET」「同SP」/「NT1100」仕様変更 発表

2024.12.16

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ホンダ 新型「CB1000 HORNET」「同SP」/「NT1100」仕様変更 発表

ホンダは水冷DOHC直列4気筒999cmエンジンを搭載した、ストリートファイタースタイルの大型二輪ロードスポーツモデル「CB1000 HORNET」、同上級仕様の「CB1000 HORNET SP」を発表。大型スポーツツアラー「NT1100」では一部外観の変更と装備を充実。両機種は来年1月23日にホンダ専売店のHonda Dreamで発売する。

 

【CB1000 HORNET/同SP】

CB1000 HORNETは、ツインスパーフレームに、2017年型CBR1000RRのエンジンをベースとした999cm・水冷DOHC直列4気筒エンジンを専用にセッティングを施したエンジンを搭載。新開発のダイキャスト製ピストンを採用するとともに、バルブタイミングおよびバルブリフト量を最適化したという。トランスミッションとファイナルギアレシオに専用セッティングを施すことで、低・中速域のトルク特性と出力特性を高いレベルでバランスした。

 

スポーツモデルらしいダイレクトなスロットルレスポンスに寄与する「スロットルバイワイヤシステム(TBW)」を搭載し、走行状況や好みにあわせてあらかじめ設定された出力特性を選択できる「ライディングモード」を採用した。上質感のあるスタイリングとした車体には、小型デュアルLED ヘッドライトを採用したほか、燃料タンクはワイドな前方部分からニーグリップ部へと細く絞り込まれた形状とし、コンパクトなシートへとつなげることで抑揚のきいたデザインとした。

 

サスペンションは、フロントに倒立式のSHOWA(日立Astemo株式会社)製SFF-BP(セパレート・ファンクション・フロントフォーク・ビッグピストン)を、リヤに分離加圧式シングルチューブタイプを組み合わせることで上質な乗り心地に寄与したとしている。

 

CB1000 HORNET SPには、マフラー内部に可変排気バルブを配置。エンジン回転数に応じてバルブ開度をECUで制御して、排気ガスの圧力を最適化することで、低回転域のより力強いトルク特性と高回転域の出力向上を実現したという。クイックシフターを標準装備し、市街地ではスムーズで快適なライディングを、ワインディングではよりスポーティーなライディングを楽しむことができるとしている。

 

さらに、OHLINS製のリヤサスペンションと、Brembo製のフロントブレーキキャリパーを採用し足まわりを強化した。また、可変排気バルブを採用したエキゾーストシステムや、クイックシフターを標準装備するなど特別仕様とした。

 

装備も充実させ、豊富な情報を見やすく表示する5インチフルカラーTFT液晶メーターや、車両とスマートフォンを連携させることで、ハンドルのセレクトスイッチや別売りのヘッドセットでの音声入力が可能となり、音楽再生やナビゲーションなどアプリの操作ができるHonda Roadsyncを標準装備。

 

前輪の浮き上がりと後輪スリップを抑制するHondaセレクタブルトルクコントロール(HSTC)や、急ブレーキ時にウインカーが左右同時に高速で点滅することで続車に知らせるエマージェンシーストップシグナルを採用した。

 

同社では同シリーズで年間販売台数600台を見込んでいる。

 

◆税込価格

・CB1000 HORNET : 134万2000円

・CB1000 HORNET SP : 158万4000円

◆ボディカラー

・CB1000 HORNET : パールグレアホワイト

・CB1000 HORNET SP : マットバリスティックブラックメタリック

CB1000 HORNET

【NT1100】

同機種の仕様変更は外観では、デイタイムランニングライトとウインカーを内蔵したヘッドライトを採用し、個性的なデザインをより際立たせたという。ウインドスクリーンは、高さと角度を手動で5段階に調節可能で、調節機構を見直すことで操作性向上を図った。

 

エンジンは、圧縮比とバルブタイミングの変更により、低中回転域のトルクを向上させ、スロットルバイワイヤシステム(TBW)によるスロットルバルブの開度設定を最適化し、力強い中速域の実現に寄与しデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)のセッティングを見直したことで、極低速域での扱いやすさ向上させた。

 

足回りでは、新たに電子制御サスペンション EERA(Electronically Equipped Ride Adjustment)というシステムを採用し、各センサーからの得られる情報から状況に応じた減衰力に制御し、より快適な乗り心地を提供するという。リヤサスペンションはハンドルに配したスイッチで調整できる電動プリロードアジャスターを採用し、使い勝手を高めた。バッテリーは軽量コンパクトなリチウムイオンバッテリーを新たに採用することで、軽量化とマスの集中化を実現した。

 

同機種の年間販売台数は600台を見込んでいる。

 

◆税込価格

・184万8000円

◆ボディカラー

・マットウォームアッシュメタリック、ガンメタルブラックメタリック

NT1100

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