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ホンダ 営業利益が四半期で過去最高   ⼆輪営利、四半期で過去最⾼1776億円に

ホンダ 営業利益が四半期で過去最高   ⼆輪営利、四半期で過去最⾼1776億円に

2024.08.12

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ホンダ 営業利益が四半期で過去最高   ⼆輪営利、四半期で過去最⾼1776億円に

本田技研工業(ホンダ)の2025年度3月期決算の第1四半期連結業績は、増収、増益で営業利益は四半期として過去最⾼あった。このうち二輪の営業利益も過去最高を更新した。

 

売上高は前年同期比16.9%の増収の5兆4,048億円、営業利益は前年同期に対して22.9%増の902億円増益で4847億円、親会社の所有者に帰属する利益は同8.7%増の315億円増益で3946億円であった。二輪や四輪の事業で売上収益が増加したほか、為替換算による増加の影響などを理由に挙げる。

 

⼆輪ではタイで景気減速により販売が減少したものの、インドやブラジルを中⼼に世界市場で販売台数が増加した。二輪の営業利益は四半期としては過去最高であった。四輪事業でもハイブリッド車の好調な販売と商品価値向上に⾒合った値付けによる効果などで成果を挙げた。

 

二輪の売上収益は前年同期比23.9%増加の9376億円、営業利益が同23.8%増加の1776億円で営業利益率は前年同期の19.0%から18.9%になった。世界全体での二輪の販売台数は前年同期比13.2%増加の506万2000台であった。このうち日本の販売台数は13.8%減少の5万台、北米が同10.0%増加の13万2000台、欧州は同16.0%増加で13万8000台、日本を除くアジアが同13.1%増加し427万5000台、その他は同18.3%増加の46万7000台であった。

 

2025年3月期の連結業績見通は、売上高は20兆3000億円で営業利益が1兆4200億円で前回見通し同様としている。税引き前利益では前回の見通しよりも9.9%減少の1兆4800億円を見込む。為替レートは米ドルで140円前提としている。このうち二輪の販売台数は前回見通しの1980万台を維持する。

 

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