ホンダは11月1日、国土交通省に今年の令和6年1月26日にリコールの届け出(届出番号5437)行った一部に、集計ミスがあることが判明したとしている。
判明したのは、CBR1000RRとVFR1200Fの交換修理用部品として出荷し組み付けられた車両が特定できない対象部品番号、出荷期間および対象部品数を訂正する報告があったとしている。
リコール届け出の訂正では、CBR1000RR用で平成29年8月9日~令和2年10月17日に出荷し組付けられた部品94個、VFR1200Fが平成29年8月24日~令和元年11月5日に出荷し組付けられた部品9個が追加されている。
リコール部品は、燃料ポンプモジュールASSY。低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのためインペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあるというもの。