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ホンダ 二輪車の製品マークすみ分け、新エンブレムも採用

ホンダ 二輪車の製品マークすみ分け、新エンブレムも採用

2025.11.07

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ホンダ 二輪車の製品マークすみ分け、新エンブレムも採用

ホンダは二輪車のプロダクトマークのすみ分けを行う。従来からのICE(内燃機関)車ではウイングマークを継続使用する一方で、電動二輪車ではプロダクトマークに新たなデザイン文字のフォントを採用し「Honda」に統一させた展開などとする。

 

プロダクトマークでは従来からのレッドを基調としてウイングマークに加え、電動二輪車では四輪電動車で採用するプロダクトマークとエンブレムを使う。さらにICEのFUNである楽しみの商品の車体に装着するプロダクトエンブレムはデザイン変更し、新たに「Honda Flagship WING」を採用。Gold WingやCBR、レブルなどのプロダクトブランドのフラッグシップモデルCBR1000RR-Rやレブル1100などに採用していく。

 

【プロダクトマーク】

 

【プロダクトエンブレム】

 

電動製品では、グローバル展開を機に、四輪電動製品で採用している電動領域専用の「Honda」フォントを、電動二輪車のプロダクトマークとプロダクトエンブレムを、それぞれに採用する。同マークはHonda初の電動モーターサイクル「Honda WN7」を皮切りに、グローバルに展開する電動モデルへの採用のほか、Hondaの電動二輪車正規取扱店やモータースポーツ活動にも展開していく。

 

ICEとは異なり電動車だからこそ創造できる新しい価値をユーザーへ提供することを目指し、Hondaの電動化への取り組みのシンボルとして使用していくという。同社は2024年を電動二輪車のグローバル展開元年と位置付け、アジアを中心に電動二輪市場への参入を本格化し、今後はグローバルへと参入市場を拡大していくとしている。

 

従来からのICE製品のFUN商品の車体両側に装着するプロダクトエンブレムを、新たに「Honda Flagship WING」へ変更。これまでは、赤を背景にシルバーのウイングマークを組み合わせたデザインとしてきたが、新しいプロダクトエンブレムは、先進性や親和性を加味しつつ、多彩なモデルや車体色との調和を目指し、よりシンプルなウィングのデザインにして、シルバーと黒のモノトーンで構成したという。新しいエンブレムには時代の要請に応じ環境に配慮し、リサイクルアクリル樹脂の「サステナブルマテリアル」を採用する。

 

Honda Flagship WINGは11月4日にイタリア・ミラノで開催されているEICMA 2025で、世界初公開した電子制御過給機付きV型3気筒エンジン搭載の「V3R900 E-Compressor Prototype」で初めて採用。2026年より各プロダクトブランドのフラッグシップモデルに展開していく。

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