
ホンダは一般公開日の10月31日~11月9日に行われる「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー)」で二輪車・四輪車・パワープロダクツ・航空機など、さまざまなモビリティとその関連技術、コンセプトモデルを出展する。
同社は創業以来、夢を原動力に、技術と独創的なアイデアで、総合モビリティカンパニーとして、人と社会の可能性を広げるモビリティの創造にチャレンジしてきた。今開催では、最新の技術で”夢”をかたちにした四輪・二輪の製品を中心に、「陸上」の他「海」「空」でも活躍するホンダのモビリティを展示する。
展示モデルは以下の通り。
◆Honda 0(ゼロ)シリーズ 新型プロトタイプ ※ワールドプレミア
ホンダ0シリーズの価値をより多くのユーザーに体感してもらえるモデルとして、同シリーズのラインアップに新たに加わるSUVモデルのプロトタイプを世界初公開する。
◆四輪小型EVプロトタイプ ※ワールドプレミア
ホンダらしいFUNを追求し、使い勝手の良さとホンダならではの「操る喜び」の両立を目指して開発した小型EVのプロトタイプを世界初公開。ホンダらしい遊び心に満ちたモデルで、日常に新たな刺激と高揚感をもたらすとしている。すでに日本や英国、アジア諸国の小型EVの需要の高い国で、走行試験を実施しており、同社が目指す「Fun to Drive」に磨きをかけている。
◆二輪EVコンセプトモデル ※ワールドプレミア
既成概念にとらわれない新しいアプローチにより、驚きや感動、新たな体験を提供する電動二輪のコンセプトモデルを世界初公開。
◆Honda e-MTB プロトタイプ ※ワールドプレミア
2023年にコンセプトモデルとして発表した「Ride Natural・Reach New Peaks」をコンセプトに開発した、ハイエンド電動アシスト付きマウンテンバイク(e-MTB)の市販予定車を世界初公開する。
◆サステナブルロケット
今年6月に北海道大樹町で離着陸実験を行った、実際の実験機を展示する。カーボンニュートラル社会を目指す取り組みは、ロケット機体の再使用技術だけでなく再生可能燃料を使った「サステナブルロケット」の実現としている。ホンダの挑戦は、地球を超え、宇宙へと広がっているという。
◆PRELUDE(プレリュード)※2025年9月5日(金)発売
独自のハイブリッドシステム「e:HEV」をさらに進化させ、「操る喜び」を継承しながら環境性能や日常での使い勝手も追求した、電動化時代の新しい「スペシャリティスポーツ」の先駆け・前奏曲(プレリュード)となるモデル。
◆N-ONE e:(エヌワン イー)※2025年9月12日(金)発売
日本の市場に求められるEVのあり方を追求し開発したN-ONE e:は、愛着の湧くエクステリアデザインと、ゆとりある室内空間や取り回しの良さを、同社の乗用車の原点であるN360から継承しながら、EVならではの力強くクリーンな走りと静粛性を加えた。幅広いユーザーに支持されるスタンダードなEVとなることを目指して開発したモデル。
◆CB1000F / CB1000F SE(市販予定車)
ホンダのロードスポーツバイクを代表するプロダクトブランド「CB」として「進化するスポーツバイクの基準」を具現化した新型のCB1000Fと、ヘッドライトカウルを追加するなど外観の充実を図り、CB1000Fのトラディショナルなプロポーションをさらに引き立てた「CB1000F SE」を展示する。

「CB1000F SEコンセプト」の画像は展示車両とは異なる。