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ブリヂストン 第2四半期累計業績、四半期利益9%増加   資産は前年期より4379億円増

ブリヂストン 第2四半期累計業績、四半期利益9%増加   資産は前年期より4379億円増

2024.08.17

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ブリヂストン 第2四半期累計業績、四半期利益9%増加   資産は前年期より4379億円増

ブリヂストンの2024年12月期、第2四半期累計の連結業績が、売上収益は前年同期比4%増加の2兆1768億円、営業利益が同4%減少の2292億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益では同9%増加で1991億円であった。資産合計は前年期よりも4379億円多い5兆8657億円となる。

 

世界市場で新車用タイヤの需要が減少、日本では昨年の値上前の駆け込み需要などを背景に前年比で販売数量が減少。南米事業では悪化したが市販用で乗用車用プレミアムタイヤを拡販し販売MIX改善を進めたなどのほか、為替の追い風もあり前年比で増収となった。調整後営業利益は原材料や売値・MIXスプレッドの改善に加え、南米事業の悪化や数量減少の影響が響いた。

 

米州では23年下期から業績悪化傾向が継続していたが、24年上期に底を打ち最悪期を脱却。北米事業は上期は期待を下回る結果としながらも、強固なビジネス基盤をベースに廉価輸入品の増加の環境においても前年比では市販用での販売が伸長した。南米ではアルゼンチン、ブラジルではビジネス悪化の影響が大きく赤字の結果となるものの、ダメージコントロールを強化し24年上期に最悪期を脱却したとする。

 

四半期利益については、当第2四半期において固定資産売却益の約630億円を計上したことで、前年比増益となった。

 

2024年の通期業績予想では、売上収益は前年比2%増加で、前回予想よりも200億円少ない4兆4100億円、営業利益が同2%増加で、前回予想よりも400億円少ない4900億円、親会社の所有者に帰属する当期利益では同1%増加で、前回予想よりも230億円少ない3360億円を見込む。

 

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