ピレリジャパン株式会社は7月1日、日本国内において「DIABLO SUPERCORSA V4」(ディアブロ スーパーコルサ ブイフォー)を発売する。受注開始は6月1日からとしている。
先行発売サイズは「SCバージョン」(サーキット、レース用)
【前輪用】
・120/70 R 17 M/C 58V TL SC1/SC2
【後輪用】
・180/60 R 17 M/C 75V TL SC1/SC2
・190/55 R 17 M/C 75V TL SC2
・200/55 R 17 M/C 78V TL SC1/SC2
・200/60 R 17 M/C 80V TL SC1/SC3
SP バーション(ストリート、サーキット用)
【前輪用】
・120/70 ZR 17 M/C (58W) TL
【後輪用】
・180/55 ZR 17 M/C (73W) TL
・190/55 ZR 17 M/C (75W) TL
・200/55 ZR 17 M/C (78W) TL
・200/60 ZR 17 M/C (80W) TL
DIABLO(TM) SUPERCORSA V4は、ロードレースとサーキットの両面で使用できる最もスポーティなDIABLO(TM)として発表する。これまでのDIABLO(TM) SUPERCORSA V3に続き、ピレリ・レーシング・ストリートレース・タイヤの最新進化モデル。
同製品は純粋なサーキット用製品のストリートバージョンとしている。SCはサーキット専用に設計され、様々なコンパウンドが用意される。SPバージョンはレース仕様から派生した、オンロードでの使用を目的とした製品の位置づけ。
対象車両のレギュレーション制約、例えば(W)スピードインデックス要件、あるいは純粋なレース用途よりもストリートユースに適合するように設計されている。レーシングストリートスポーツ&トラックタイヤやスーパースポーツタイヤよりも高いオンロード性能を発揮するタイヤとしている。
一方、 SC などのピュアレーシングタイヤと比較すると、温度依存性が低くウォームアップが早く、耐久性も高めた。純粋にレースでの使用はSC バージョンの選択肢もあるが、サーキット走行会や峠道での仕様であればV3 の SCバージョンをも凌駕する性能を発揮する。
前作との比較では、V4は完全にリニューアルされた製品で、新しいトレッドパターン、新しいコンパウンドとコンパウンドレイアウト、新しい構造、新しいプロファイルが特徴。V4は、FIM スーパーバイク世界選手権、スーパーストック 1000、そのほか多くの国内外レースで SCコンパウンド(SCQ、SCX、SC0、 SC1、SC2)の DIABLO(TM) SUPERCORSA タイヤを使用してきたピレリのタイヤサプライヤーとしての経験が直接的に反映された製品としている。