ピレリ、リコール　　メッツラー・ピレリの3製品

ピレリジャパンは3月12日、二輪車用タイヤの3製品でリコールを国土交通省に届け出た。不具合はタイヤ内部構造の一部であるベルトとしている。

 

リコール対象タイヤは「Metzeler Tourance next」で平成28年11月30日～令和6年6月11日製作、「Metzeler Tourance next2」の令和3年9月1日～令和6年5月30日製作、「Pirelli Scorpion trail II」の平成29年1月1日～令和6年9月30日に製作した3製品の合計521本。

 

不具合は対象タイヤで、空気圧が低いなど特定の条件下で走行した場合、タイヤ表面が不規則に摩耗し、タイヤ内部構造の一部であるベルトが破損することがあるというもので、そのまま使用を続けるとタイヤ表面のトレッド層の一部が剥離、または急激に空気漏れをするおそれがある。これによる事故は起きていない。