バイク王&カンパニーは1月10日、2024年11月期の連結決算を発表した。売上高は前年期比27%増加の339億6500万円、営業利益が前期マイナス1億6600万円から4億5200万円増加の2億8600万円、経常利益は同288.5%増加の5億8400万円、親会社に株主に帰属する当期純利益では前期マイナス1億1000万円から2億9800万円増加の1億8700万円であった。
増収・増益について、収益構造の改善と施策による効果を上げた。バイク事業では収益改善に向けて広告宣伝費を大幅に抑制。これによる車両仕入れの減少では、店舗でのリテール販売の在庫確保のため店頭での下取りや業者オークションでの仕入れを強化した。
一方、販売ではホールセールスで仕入れ台数の減少とリテールの在庫が大幅に減少したが、1台当たりの単価・売上高が販売価格水準を維持しオークション相場が好調に推移したことで前期比をやや上回った。また、リテールでは既存店と新店で販売台数が前期比で大幅に増加などを理由に挙げる。
2025年11月期の予想では、売上高は前年期比3.0%増加の350億円、営業利益が同99.0増加の5億7000万円、経常利益は同35.2%増加の7億9000万円、親会社に株主に帰属する当期純利益では同172.2%増加の5億1000万円を見込む。