バイク王&カンパニーは人気漫画「バリバリ伝説」の世界観を再現した、VRシミュレーターを融合した体験型展示「バリバリ伝説 VR RIDE」を、静岡県函南町のバイカーズパラダイス南箱根で実施。期間は4月24日から7月5日まで。
同企画は、VR技術開発を手掛けるPROTOTYPE Inc.との共同企画。東京モーターサイクルショー2026で展示した「バリバリ伝説」の主人公・巨摩郡の愛車を再現したCB750Fの実車を活用し、最新VRシミュレーター「2X Freedom」と連動させることで、来場者が作品世界への没入体験を楽しめる内容とした。
展示では、来場者が実車に跨り、スロットルやブレーキ操作を行うことで、ハンドル周辺に装着されたカメラやセンサーが動作を検知。ゲームエンジンと連動した映像がモニターへリアルタイムに反映され、疑似ライディングを体験できる。
「2X Freedom」は、実際のモーターサイクル車両をそのまま活用する点が特徴で、従来型の固定式シミュレーターとは異なり、車体感覚を伴うリアリティを実現。単なる映像体験ではなく、身体感覚を通じた“作品追体験”として訴求する。

近年、二輪業界では若年層やリターンライダーへのアプローチとして、漫画・アニメ・ゲームといったIPコンテンツとの連携施策が増加している。特に「バリバリ伝説」は、1980年代から現在に至るまで根強い支持を持つ作品であり、往年のファン層と現役ライダー層をつなぐコンテンツとして注目される。
リアル車両とデジタル技術を組み合わせた“体験型展示”は、イベント集客だけでなく、SNS拡散との親和性も高い。同企画でも、体験投稿者向けにコラボグッズが当たるSNSキャンペーンを展開しており、来場体験をオンライン上の話題化へつなげる狙いが見える。
バイク王は中古車買取・販売に加え、整備、レンタル、パーツ販売などを展開。近年は電動モビリティ領域にも事業を広げており、“バイクライフの生涯パートナー”を掲げたブランド発信を強化している。今回の施策も販促イベントに留まらず、ブランド体験価値を高めるマーケティング施策の一環として位置付けられそうだ。




