ハーレーダビッドソンJ、新型モデルでPRイベント　　ゲストに魔裟斗さん・矢沢心さん夫婦

ハーレーダビッドソン ジャパン（HDJ）は3月1日、ハーレーダビッドソン（HD）2024年モデルに加わった新型「ロードグライド」（ROAD GLIDE）、「ストリートグライド」（STREET GLIDE）のPRイベントを、東京・原宿の表参道ヒルズで行った。野田一夫社長は両モデルで「ブランドの新しい未来を築く」と語った。ゲストに元K-1 WORLD MAX世界王者、現在タレントで昨年ハーレーオーナーになった魔裟斗さんと、女優・タレントの矢沢心さん夫婦が登場。

 

公開のスタートに先駆けて同社の野田一夫・社長が、改めて両モデルを前に概要（既報）を紹介した。この中で野田社長は「商品を通じてHÐの楽しみを体感してもらいた」などの述べ、顧客体験に力を入れてきたとした。昨年実施のイベント、ブルースカイヘブンは約１万人が参加、米本社ヨッヘン・ツァイツCEOを迎えてのCVO（カスタムビークルオペレーション＝メーカーによるカスタムモデル）発表に加え「ブレイクアウトのオーナーになった魔裟斗さん、永野芽郁さんのSNS映像では540万回の再生などで情報発信もできた」と自信の表情をみせた。

 

 

昨年、120周年を迎え、今年発売した両モデルは、HD130周年に向けてのいしずえと位置づけており「過去最大の投資をして開発した」としている。野田社長は「新しいお客様を増やしたい。日本でグランドツーリングモデルは15％だが、米国は半数以上にのぼる。ジャパンでもオーナー層を倍にした」と強調。

 

一方、ゲストで登場した魔裟斗さんと矢沢さん夫婦は「1年間で1万キロ走った。ロードグライドなら500キロの距離は軽い。クルーザー船に乗っている感じ」などと存在感や体感を語った。また、矢沢さんは「男らしく安定感が見えたので、これなら私も後ろに乗って受け止めてもらえそう。タンデムってこんなに楽しいんだ。いろんな所に行ってみたい」などと感想を述べた。

 

また、魔裟斗さんは「タンデムして僕の楽しさを、（心に）お裾分けしたいな」とも語り「西湘バイパスから伊東、箱根、富士山へ回るコースが好きで、心を連れて回るのは僕の夢です」などと、ハーレーでの夫婦の楽しみを語った。