ハーレーダビッドソンジャパン(HDJ)正規ディーラーの株式会社市川商会(埼玉県深谷市/市川信子・社長)は、世界初のハーレーダビッドソン(HÐ)認定中古車店「Harley-Davidson Certified Saitama」を開設、4月1日に営業をはじめる。本サイトでは日本に存在するHÐ車の市場台数は大きく中古HÐの業界での経済効果は大きいものとみている。
店舗所在地は関越自動車道の花園インターチェンジから約20分、国道17号線沿いに位置する利便性の高い立地。同店舗はHÐ認定中古車店として、認定中古車を中心に約50台のHÐ中古車を展示する。車両のほかに豊富な製品構成のHÐ純正パーツや純正アパレルの販売も行うほか、販売後の車両のメンテナンスやカスタムにも対応する。
市川商会はHÐ正規ディーラーとしてHarley-Davidson Saitama Hanazonoと、それまでHÐの新車販売などを主体に運営してきたHiro’s Harley-Davidsonを運営。この度Hiro’s Harley-Davidsonを認定中古車店Harley-Davidson Certified Saitamaに営業内容を変更しHÐ認定中古車の販売を主体に変えたもの。
◆Harley-Davidson Certified Saitama
・所在地: 〒366-0035埼玉県深谷市原郷2150-2
・営業時間:10時~19時/毎月曜日・第三火曜日定休
【HÐ中古車 日本に約30万台】
HDJによると2023年2月には、国産車も含めた大型自動二輪車(601CC以上)の月間新規登録台数で1位(928台、日本自動車輸入組合調べ)となるなどハーレー人気の高まっているとしている。
本サイトでは日本市場にHÐ車の販売台数は、HDJが設立された1990年以降に同社が販売した車両台数は、30万台弱あるとみている。HDJ設立以前や業者により並行輸入される非正規車両も含めると、日本での販売台数は35万台を超えると推測でき、日本での海外メーカーの車両では最も多い。
また、日本でHÐが廃棄処分された車両はほとんど例がない。一部は輸出業者らに日本から海外に輸出さているものの、これまでHÐ車両の販売からすると、日本での中古車市場は流通段階にある車両やユーザーの保有車を合わせて、少なくみても30万台が存在するとみられる。