ドゥカティジャパンは東京・虎ノ門で新型のドゥカティ「ディアベルV4」(税込価格299万9000円)を発表、披露した。発表はロンチパーティの形式でイタリアのフィットネスマシンブランドのTechnogymと協力して、両イタリアブランドのマッスルを強調した。
スポーツネイキッドとマッスルクルーザーとい独自のセグメントとするディアベルV4は、あらゆるライディング・シーンで圧倒的な存在感を放つモデル。V4のグランツーリスモ・エンジンは力強いパフォーマンスと俊敏性、ダイナミクスと組み合わせたなどとしている。
V型4気筒エンジンは、優れたパフォーマンスを発揮しあらゆる回転域でスムーズな作動と豊かなトルク発生するという。アルミニウム製モノコックフレームと片持ち式スイングアームから構成された新型シャシーは、特徴的なライディング・ポジションにより中距離ツーリングでの快適性、ディアベルの長所と理想的に組み合わせた。また、乾燥車両重量は223kgに抑えられ、先代モデルのディアベル1260 Sと比較して13kg以上も大幅な軽量化させたことでハンドリングと俊敏性も大幅に向上させたという。
ドゥカティ・スーパースポーツバイクを彷彿とさせる、立体的な造形のスチール製燃料タンクとスリムでシャープなリアエンドとした。エアインテークは、サイドビューの主要なエレメントとして、筋肉質な造形をさらに強調するものにした。
フロントのLEDデイタイム・ランニングライト(DRL)は、ダブルCシェイプを特徴とし、リアライト・クラスターはテール下に配置されたドット状のLEDマトリックスから構成されており、DRLのダブルCシェイプを反映したオリジナリティの高いデザインが採用した。
ボディカラーは伝統的なドゥカティ・レッド、光沢のあるスリリング・ブラックを用意した。
◆3月28日開催のロンチ
ロンチではフィットネスマシンブランドのTechnogymを両サイドに中央に新型ディアベルV4を展示。ディアベルV4を前に、あいさつに立ったドゥカティジャパンのマッツ・リンドストレーム社長は「ドゥカティはモーターサイクルメーカーというよりも、いまやエンターテイメント会社として考えている」などと視野を広げている同社の姿勢を強調し「新型ディアベルV4では大きく進化した」などとアピールした。
オンラインでイタリア本社と会場とつなぎ、本社のデザイン担当アンドレア・フェラレージ・ディレクターがドゥカティのデザインコンセプトや進化させたディアベルV4のデザインなどについて解説。また、MotoGP解説者でドゥカティアンバサダーの宮城光さんがディアベルV4の機能面を解説。フィットネストレーナーのEMILYさんも登場し来場者を巻き込んでフィットネスを行った。