トライアンフモーターサイクルズジャパン は、ミドルウェイトスポーツモデル「Daytona 660」の2026年モデルにおける主要改良モデルを発表。すでに予約販売をはじめ3月下旬に店頭販売する。税込価格は115万9000円から設定される。
改良では、足回りや電子装備を中心にスポーツ性能を強化。新たに調整可能なShowa製フロントサスペンションを採用したほか、クラッチ操作なしでシフトアップとダウンが可能な「Triumph Shift Assist」を標準装備化した。タイヤにはMetzeler製「M9RR」スーパースポーツタイヤを採用し、ハンドリング性能とグリップ性能を高めた。
パワーユニットは従来同様、659ccの水冷並列3気筒エンジンを搭載。最高出力95PS(11250rpm)、最大トルク69Nm(8250rpm)を発生し、中速域のトルクと高回転域まで伸びる加速性能を両立するトライアンフ独自のトリプルエンジン特性を特徴としている。ピークトルクの約80%を広い回転域で発揮することで、日常走行からスポーツライディングまで扱いやすい出力特性を実現した。
電子制御面では、ライドバイワイヤ式スロットルに加え、「Sport」「Road」「Rain」の3種類のライディングモードを装備。トラクションコントロールの調整機能やTFTディスプレイを組み合わせ、走行条件やライダーのスキルに応じたセッティングを可能とする。


車体では41mm倒立ビッグピストンフォーク(Showa製)を新採用し、圧側・伸側減衰力の調整が可能となった。リアにはプリロード調整式のモノショックを組み合わせ、ワインディングからサーキット走行まで幅広いシーンでのセッティング自由度を高めている。
デザイン面では、新たに3種類のカラーリングを設定。標準色の「Sapphire Black」に加え、「Aluminium Silver/Sapphire Black」「Cosmic Yellow/Sapphire Black」をラインアップし、スポーティなグラフィックとアクセントカラーを採用した。
また同モデルはレースシーンでも存在感を示しており、イタリアのCIVやドイツのIDMのSportbikeクラスなどでタイトル獲得実績を持つ。2026年には新設されるWorld Sportbike Championshipへの参戦も予定されている。
国内市場では近年、ミドルクラススポーツモデルは価格と性能のバランスから一定の需要を維持しており、トライアンフは今回の装備強化により同カテゴリーでの存在感をさらに高めていく。





