トライアンフモーターサイクルズジャパンは、トライアンフの歴史を1907年にまで遡る筆記体ロゴを復活させ、筆記体ロゴを纏う新たな限定モデル、2025年モダンクラシックシリーズ「ICON EDITION」(アイコン エディション)7機種を発表、12月より順次発売する。
限定モデルでは、細部に至るまで精巧に作り上げられ、サファイアブラックとアルミニウムシルバーの2トーンカラーが特徴。サイドパネルは燃料タンクに合わせて美しく仕上げ、各モデルを際立たせる印象的なコントラストを生み出し、各モデルにはハンドペイントのラインとエドワーディアン・ジュエリーのようなゴールドの筆記体ロゴをあしらった特別なグラフィックが施されている。
◆Bonneville T100 Icon Edition
ボンネビルT100アイコンエディションの発売は、2025年1月以降。税込価格は140万3000円。
◆Bonneville T120 Icon Edition
ボンネビルT120アイコンエディションの発売は、2024年12月を予定。税込価格は174万7000円。
◆Scrambler 900 Icon Edition
スクランブラー900 アイコンエディションの発売は、2025年1月以降。税込価格は143万3000円。
◆Scrambler 1200 X Icon Edition
スクランブラー1200 X アイコンエディションの発売は、2024年12月を予定。税込価格は193万円。
◆Scrambler 1200 XE Icon Edition
スクランブラー1200 X アイコンエディションは専用チューンが施され、スムーズでレスポンスの良いライド・バイ・ワイヤースロットル、オプティマイズド・コーナリングABS、トラクションコントロール、マルゾッキ製のプレミアムなサスペンション、ブレンボ製Stylemaキャリパー、メッツェラー製Touranceデュアルパーパス・チューブレスタイヤを装備。発売は2024年12月を予定。税込価格は215万6000円。
◆Bonneville Bobber Icon Edition
ボンネビル・ボバー アイコンエディションの発売は、2024年12月を予定。税込価格は196万7000円。
◆Bonneville Speedmaster Icon Edition
ボンネビル・スピードマスター アイコンエディションの発売は、2025年1月以降。税込価格は196万7000円。
トライアンフのエンブレムロゴの歴史については、当初のトレードマークとしてのトライアンフロゴは、Triumph Cycle Co. Ltd.(トライアンフ・サイクル・カンパニー・リミテッド)の社名と、製造都市であるコベントリーの紋章を取り入れた、1902年の盾型のデザインから始まったという。しかし、エンブレムは1907年にトライアンフの筆記体ロゴに変更され、この筆記体バージョンのトライアンフロゴは、わずか7年間しか使用されなかったとしている。
1915年にモーターズの文字がロゴに追加されるとデザインはさらに変化し、1920年代にはトライアンフは色付きの紋章タイプに戻した。1932年、1934年、1936年と変更が加えられ1936年からのロゴは50年以上にわたって受け継がれた。1990年にはブルーのバージョンでトライアンフが復活し、2005年には文字周りのキーラインを削除して再び大胆に変更。2013年には現在掲げているロゴ日変更し、ワードロゴは現代的な黒のスタイリングとしモダンな三角形のロゴを追加している。