J-WAVEは番組や放送を視聴できるアプリケーションPodcastと、NFT(非代替性トークン)の新サービスを発表。新サービスでスズキと連携し「KATANA」のファンマーケティングに活用するほか、番組の『福田さん!どうしてKATANAに乗らないの!?』では、NFTデジタルステッカーを進呈する。
ラジオ局J-WAVEはPodcastプログラムとNFTを組み合わせた新しい音声ファンマーケティングサービスを開始したもので、その第一弾でスズキ「KATANA」のファンコミュニティ活性化のためのPodcast番組『福田さん!どうしてKATANAに乗らないの!? supported by SUZUKI』を配信。ラジオアプリradikoで全4エピソードを聴いたリスナーに向けて聴取証明であるNFTデジタルステッカーをプレゼントし、これを持っているリスナーが特別エピソードに限定アクセスできるようにする仕組みという。
J-WAVEでは2023年5月よりradikoで月50時間以上J-WAVEを聴いたリスナーに、ロイヤルリスナーの証明書である「NFTデジタルステッカー」を月替わりで進呈するサービス「J-WAVE LISTEN+」を実施。NFTデジタルステッカーの保有数に応じ、リスナー限定リアルイベントやオンラインイベントを実施するなど、オンライン/オフラインで楽しめる施策を実施。
一方、スズキは昨年9月に浜松で開催したイベント「KATANAミーティング2023」の来場者に、来場証明としてNFTデジタルステッカーを配布した。NFTを基軸としたKATANAファンコミュニティを活性化する施策を開始している。この一環としてこのほどJ-WAVEと共同して「J-WAVE LISTEN+」の仕組みを活用したPodcastサービスを実施。
本施策は、事前にスマートフォンの設定を行い、特設ページよりエントリー登録を行ったうえで、radikoでPodcast番組を聴取する必要がある。radikoの聴取ログからPodcastを聴いたリスナーを抽出し、NFTデジタルステッカーを配布。このNFTを認証キーとして特別Podcastエピソードにアクセスできるようになる。
radikoは、2024年2月よりPodcast配信サービスをスタート。『福田さん!どうしてKATANAに乗らないの!? supported by SUZUKI』もradikoアプリ上で聴取可能で、J-WAVEではradikoでのPodcast聴取データを自社のリスナーデータプラットフォームであるCCP(CUSTOMER COMMUNICATION PLATFORM)に格納し、Podcastの聴取データなど活用してリスナー分析やファンマーケティングを促進する。
今回の番組内容も、バイク大好き芸人・チュートリアルの福田充徳さんがKATANAファンとともにその魅力をPodcastで配信。聴取者へのNFTや特別エピソードへのアクセス権のプレゼントを実施することで、参加リスナーのロイヤルティ向上につなげるねらい。
■番組概要
タイトル: 福田さん!どうしてKATANAに乗らないの!? supported by SUZUKI
エピソード数: 4エピソード
内容: バイク大好き芸人 チュートリアル福田にKATANAユーザーやスズキ社員がKATANAの魅力をプレゼンするPodcast番組。全4エピソード をradikoで聴いたリスナーには特別PodcastにアクセスできるNFTデジタルステッカーをプレゼント。
NFTはネット上での分散型台帳であるブロックチェーンを使った技術で、改ざんや複製が困難で資産価値を持つデジタルデータ。その所有権の移転履歴を追跡することができ、デジタルアートや知的財産などに展開できる。