スズキは、フラッグシップ大型二輪「Hayabusa」をマイナーチェンジし、12月24日に全国のスズキETC2.0車載器 標準搭載車 取扱店で発売する。新たなボディーカラーに加え、カラーオーダープランを設定し特別色も用意した。
同機種は流麗で大胆なフォルムに加え、前傾姿勢を強調したシャープなデザインを採用。ボディーカラーには、車体色と異なるアクセントカラーを取り入れたツートーンカラーを特徴とした。さらに、フロントフェイス左右にある吸気口の縁にはポジションライト組み込み型ターンシグナルを採用した。
カラーオーダープランでは、外装色の組み合わせや前後ホイールのカラーを自由に選べるようにした。外装カウル3色、外装アクセントカラー3色、ホイール3色を組み合わせることで、標準車体色3色を含む全18パターンが選択可能とした。受注は、「Hayabusaカラーオーダープラン受注サイト」(S-MALL) で来年1月7日の午前10時より開始予定としている。さらに、特別色として「パールビガーブルー」も用意した。
搭載するエンジンは1339cc直列4気筒で、電子制御スロットルや吸排気の機構変更を行うことで、低中速域における出力とトルクを向上させつつ、高速性能を維持する。平成32年(令和2年)国内排出ガス規制にも対応。電子制御システム「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」では、出力特性やトラクションコントロール、エンジンブレーキコントロールなど5つの制御レベルを選択できる「SDMS-α(スズキドライブモードセレクターアルファ)」を搭載する。
さらに、設定速度を超えないようにするアクティブスピードリミッターを採用し、多彩な電子制御モードを提供する。これにより、街乗りからツーリングまで幅広い走行シーンやユーザーの好みに対応可能としている。 ツーリング時の利便性を向上するETC2.0車載器を標準装備する。バッテリーにはリチウムイオンバッテリーを採用し、車載式故障診断装置(OBD-Ⅱ)の監視要件として触媒劣化にも対応する。
同機種は1999年に初代モデルが登場。2007年に2代目、2021年4月に3代目モデルとして全面改良を経て発売。開発コンセプト「Ultimate Sport(究極のスポーツバイク)」を基に、高い空力特性を持つ独特のデザインや優れた走行性能が特徴で、スズキのフラッグシップモデルとして世界中の愛好者から支持を得ているという。

新色の標準カラー

カラーオーダープラン

特別色のスペシャルエディション
◆税込価格
・Hayabusa (GSX1300RR) :229万9000円
・Hayabusaスペシャルエディション (GSX1300RR) :238万7000円
・Hayabusa カラーオーダープラン (GSX1300RR) :235万4000円
◆主な変更点
【カラーリング変更】
・標準車体色:3色
白/青 「ブリリアントホワイト/パールビガーブルー」(JWN)
グレー/金 「ギャラクシーグレーメタリック/キャンディバーントゴールド」(C81)
黒/赤 「グラススパークルブラック/キャンディダーリングレッド」(AV4)
・特別色:青「パールビガーブルー」(YKY)の設定
・リチウムイオンバッテリーの採用
・車載式故障診断装置 (OBD-Ⅱ)の監視要件のうち触媒劣化に対応
【カラーオーダー仕様】
・カラーオーダー色:15色
ベースボディカラー:ブリリアントホワイト 5色
ギャラクシーグレーメタリック 5色
グラススパークルブラック 5色
・リチウムイオンバッテリーの採用
・車載式故障診断装置 (OBD-Ⅱ)の監視要件のうち触媒劣化に対応



