スズキ　「ハヤブサ」でリコール

スズキは10月17日、「ハヤブサ」において国土交通省へリコールを届け出だ。不具合箇所は、制動装置（フロントブレーキマスタシリンダ）としている。

 

リコール対象は令和3年2月25日から令和6年8月21日に製作したハヤブサの4752台。不具合箇所は制動装置で、フロントブレーキマスタシリンダにおいてダイヤフラムの原材料に含まれる添加剤が不適切なため、ブレーキ液中に溶け出した添加剤によりシールが膨潤すると、液圧調整用の油路を閉塞したままとなることがあるというもの。そのため特定の条件下でブレーキレバーの遊びが大きくなり、最悪の場合、制動距離が伸びるおそれがあるとしている。