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グッドデザイン賞 バイク関連各社受賞

グッドデザイン賞 バイク関連各社受賞

2022.10.21

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グッドデザイン賞 バイク関連各社受賞

「2022年度グッドデザイン賞」を主催する公益財団法人日本デザイン振興会が受賞製品などを発表した。バイク関連では以下の製品が受賞した。

 

 

今賞では新たな可能性を見いだしていく「交意と交響」をテーマに掲げ5715件の審査対象の中から、国内外のデザイナーや建築家、専門家など、各分野の一線で活躍する審査委員による厳正な一次・二次審査を経て、1560件の受賞を決定。さらに、長年にわたって人々から支持され続けている商品などのデザインに贈る「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」受賞21件も決定した。

 

 

グッドデザイン賞受賞の対象は、独自性、提案性、審美性、完成度などの面において、特に優れており、これからの時代のモデルとなるデザインとして位置付けられる「グッドデザイン・ベスト100」の100件と、さらにその中から特別賞「グッドデザイン金賞」20件、「グッドフォーカス賞」12件の計32件が含まれるとしている。

 

 

主にバイク関連の製品で受賞したのは以下の通り。

 

◆コンプリートカスタムバイク「ZDC-80B」

株式会社プロト(愛知県刈谷市)の直営店であるリグニスが販売するコンプリートカスタムバイク「ZDC-80B」は受賞を記念して、受賞記念エンブレムを装着した「ZDC-80Bリミテッドエディション」の受注を開始したとしている。

同機種は1993~1999年のハーレーダビッドソンのソフテイルモデルで、空冷4ストロークOHVのV型2気筒1337ccのハーレーエボリューションエンジンを搭載する車両をベースに、エンジンや車体各部をフルオーバーホール。さらに独自のリジットスタイルのフレームなどブランドのZEROスタイルに仕立て直し独自で新たな価値を創造して製作。

 

 

受賞については、ビンテージバイクを愛する人たちの願いを叶える、ソリューションであることを挙げている。手間がかかって恐る恐るのるビンテージでもなく、改造車でもなく、クラシックな見た目の新車として生まれ変わらせることを実現。新しい部品とも調和し見事な完成度。それぞれの車体への思い出、こだわり、所有欲と、時代にあった安全性を両立させ、ビンテージバイクとの新しい付き合い方を提案する、精神的にも製造的にも魅力的でエコロジカルなデザインなどが評価された。

 

 

 

◆新型アドベンチャーモデル「Norden901」(ノーデン)

ハスクバーナ・モーターサイクルズ・ジャパンは、Norden901はアドベンチャーバイクとしての卓越したデュアルパーパス性能と、スウェーデンを起源とするブランドならではのクリーンでモダンなデザインを両立した結果が高く評価されという。

Norden901は水冷DOHC4バルブ並列2気筒の排気量889㏄エンジン搭載。最高出力77kW(105PS)/8000rpm、最大トルク100Nm/6500rpm。シート高854・874㎜の2段階調整式。燃料タンク容量約19ℓ、車両重量約204㎏となる。

 

 

 

◆インカム「B+COM PLAY」(ビーコム プレイ)

株式会社サイン・ハウス(東京都世田谷区)のバイク用 Bluetooth インカム「B+COM PLAY」(ビーコム プレイ)が受賞。B+COM PLAYは、ヘルメットをかぶったまま音楽やライダー同士でコミュニケーションを手軽に楽しむことを目指してデザインした製品。

受賞評価では、ヘルメットがエアロダイナミックなフォルムになる中、無骨な形状が多かったインカムの中にあって、有機的な造形や、ブラインドタッチが前提であることを想定した1面1ボタンという考え方に共感。タンデムのための機器と思われていたインカムを、コロナ禍で移動のために二輪車に乗る人が増えている時流を把握し、ソロのライダーに向けて送りだしたという対応などが評価された。

 

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