
カワサキモータースジャパンは9月15日、「KLX230 DF」を発売する。アウトドアでの実用性を充実させた。
同機種は、カワサキが長年培ってきた信頼性と実用性を受け継ぐ、多用途型のデュアルパーパスモデル。軽量な車体と扱いやすいハンドリング、足つきの良いシート高により、オンロードからオフロードまで幅広いライディングに対応するという。空冷232cc単気筒エンジンとコンパクトなフレームがもたらす軽快な走りに加え、アウトドアユースを意識した実用装備を充実させた。
転倒時の安心感を高めるエンジンガードや、荷物の積載に便利なリヤキャリアなど、日常でも活躍できる装備を用意している。外装は耐久性と信頼性を感じさせるグレーのアースカラーで統一した。エンジンやフレーム、スイングアームなどの各部にはブラックアウト仕上げを施し、タフさと洗練さを両立したスタイリングを実現したという。

写真は実際の車両と仕様が異なる
◆税込価格:68万2000円
◆カラー : ミディアムクラウディグレー
◆主な特長
・耐久性と信頼性を感じさせるグレーのアースカラー
・低中回転域でのトルクを重視した、バランサー内蔵232㎝³空冷4ストロークSOHC2バルブエンジン
・剛性としなやかさを兼ね備えたペリメター構造セミダブルクレードルフレーム
・走行安定性と路面追従性に優れ、長いホイールトラベルを持つ前後サスペンション
・最低地上高240㎜を確保しながら845㎜に抑えたシート高
・ハンドガード、アルミスキッドプレート、リヤキャリア、エンジンガードなど、実用性と安心感を高める装備類
・必要に応じてOFFにすることができるデュアルパーパスABS
・スマートフォン用アプリケーション「RIDEOLOGY THE APP」を使用し、スマートフォンから車両状況を確認できるワイヤレス接続機能
2025年モデルKLX230 SHERPAとの相違点
・シュラウドに「Kawasaki」ロゴのみのデザインとしシンプルでタフなスタイル
・各部のブラックアウト処理による無骨で機能的なデザイン
・リヤキャリア、エンジンガードを標準装備
・リヤホイールをチューブレス化し、パンク修理やタイヤ交換時の利便性を向上
・スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」の「音声コマンド」、「ナビ機能」が利用可能
- 「音声コマンド」「ナビ機能」は有償ライセンスが必要。同モデルを新車で購入した場合、納車時に付与する二次元コードにより1年間無償で利用が可能。無償ライセンスの有効期間終了後に継続して利用する場合は、ライセンスの購入が必要。
◆主要諸元
・全長×全幅×全高:2080mm×920mm×1150mm
・最低地上高:1365mm
・シート高:240mm
・エンジン種類/弁方式:空冷4ストローク単気筒/SOHC 2バルブ
・総排気量:232cc
・最高出力:13kW(18PS)/8000rpm
・最大トルク:19N・m(1.9kgf・m)/6,400rpm
・車両重量:137kg
・燃料タンク容量:7.6L