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オークネット、陸送体制を大幅見直し  配送遅延減少へ  今後も一層の改善図る

オークネット、陸送体制を大幅見直し  配送遅延減少へ  今後も一層の改善図る

2026.06.12

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オークネット、陸送体制を大幅見直し  配送遅延減少へ  今後も一層の改善図る

オークネットのバイクオークションは、落札車両の陸送体制を大幅改善させる。6月よりそれまで週1回の長距離陸送体制から、週5回の中距離リレー輸送に変えることで、落札店への配送までに数週間かかっていた場合もあったが、まずは15日以内に配送できる体制にした。さらに落札車両の陸送状況が確認できるサービスも同時に提供を始めた。陸送体制の改善で落札店では、ユーザーへの小売りなどの予定が立てやすくなる。同社では将来的にも落札車両の納期短縮を目指し、物流網の改善を図る考えだ。

 

それまでの陸送体制は、木曜のオークション開催日に落札された車両は、長距離輸送で週1回の割合で各地へ配送としていた。しかし、改善後の6月より中距離リレー方式にして、平日の週5回に増やしたことで配送時間を大幅に短縮するとともに、地域により輸送台数の偏りを補完し輸送能力も強化させた。

 

さらに、先行して4月からは落札車両の陸送状況が確認できるサービスも提供を始めており、オークション利用を向上させ会員サービスをより充実させた。

 

 

同社は落札車両の陸送を、長年にわたりニッコン(旧日本梱包)に依頼し連携してきた。物流業界では広く通販普及による取り扱い数量の増加、ドライバー不足、バイク取り扱いの特殊性もあって、年々同社のオークションでの落札車両の陸送遅延がジャブの様に影響しきていた。

 

さらに、物流業界での2024年4月からの働き方改革関連法施行により、トラックドライバーの時間外労働が上限規制され、これによる物流の停滞が懸念された「2024年問題」で、ドライバー不足や輸送能力の低下、物流コストの高騰に拍車がかかっていた。

 

一方、バイク業界でも、昨年、原付一種の生産終了を前の駆け込み生産と陸送台数の増加が発生。新型車の生産遅延から生産再開されることで大量に陸送車が集中発生するなど、バイクの物流も急激に増えたりと波が発生。新型コロナ後以降で市場でのオークション流通台数も増えたことも背景にあり、こうした状況により同社バイクオークションでの陸送に影響してきた。

 

同社では以前より徐々に一部で配送遅延が発生していたことから、昨年よりオークネットとニッコンの両社が連携し、特別チームのタスクフォースを立ち上げ、落札車両の陸送体制の抜本的な見直しと改善に本格的に着手してきた。

 

陸送遅延の原因究明のために、陸送の実態を把握することが急務であったことから、状況が確認できるようにオークネットが開発したトレースシステムを導入し、約3ヵ月にわたり調査していた。調査結果を踏まえて、今回改善した新たな陸送体制にしたもの。

 

陸送体制の遅延改善により、落札店では配送されるまでに15日の目安が立つことで、車両の整備予定や小売販売でのユーザーへの納車予定が立てやすくなる。

 

同社では、今回の陸送の改善に止まらず、さらにきめ細かく陸送体制の改善を進め、配送時間短縮などを目指すとしている。

 

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