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インディアンMC 25年モデル発表  ポラリスJ社 「純空冷」エンジン特別車など4機種

インディアンMC 25年モデル発表  ポラリスJ社 「純空冷」エンジン特別車など4機種

2024.11.18

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インディアンMC 25年モデル発表  ポラリスJ社 「純空冷」エンジン特別車など4機種

インディアンモーターサイクルの輸入元ポラリスジャパンは、米本国で2025 年モデルの特別仕様を含む4 つの新型モデルを発表したとしている。新型は「Indian Scout Sixty」の新シリーズ2機種、アメリカンならではのクラフトマンシップが光る超プレミアムな限定車「Roadmaster Elite」、特別仕様の「Indian Springfield Special 」で、カスタムスタイル、ライダーの使いやすさやアメリカンならではのプレミアムなクラフトマンシップを体現したという4機種。発売は2025年春の予定。

 

◆SCOUT SIXTY

同機種はIndian Scoutシリーズに新モデルとして追加。インディアンモーターサイクルファミリーのベース機種で、最も成功したモデルとしている。2025モデルIndian ScoutとSpeedPlusエンジンを導入した。排出ガス規制の強化にともない、一時生産停止していたが、再び製品構成に加えた。アイコニックなデザインが特徴で、軽量で取り回しが容易でシート高も低いため、購入者の約4分の1がライディング初心者、90%以上が新規顧客としている。また、アメリカンスタイルに加え、バランスとコントロールに優れた性能をより手頃な価格で提供、その魅力をさらに広げているとしている。

 

Scout Sixty Bobber

 

クラス随一の低いシート高により、あらゆる体格や経験レベルのライダーが自信を持って走行でき、低重心設計によりキックスタンドを立てた状態でも、バイクの軽快さが保たれ低速での操縦性も優れているという。全車に標準装備されているミッドコントロールは、ライダーの足をしっかりと地面に着けたまま安定させ、より楽で優れたコントロールを実現。

 

トラクションコントロールとライドモードはリミテッドモデルに搭載、スタンダードモデルにはオプションとしている。さらに3つのライドモードは、さまざまなライディングスタイルや道路状況に合わせて、異なるスロットルレスポンスを提供する。

 

時代を超えたスタイルと完璧なプロポーションが特徴で、採用するチューブラースチールフレームは、クラシックなスタイルを実現し、シンプルで洗練されたデザインに仕上げたという。

 

2025年型のScout Sixtyは日本向けにScout Sixty BobberとScout Sixty Classicの2タイプの異なる仕様を導入。誰でも扱いやすい設計に、象徴的なアメリカンデザインと伝説的なパワー、そして優れたコントロールバランスが特徴。Scout Sixty Bobberはアグレッシブなスタイルとクラス随一の低いシート高649mmを誇り、伝統的なボバースタイルという。ブラックのヘッドライトバケットが特徴的で、ボバースタイルのソロシート、51mmのサスペンション、16インチの5本スポークホイールを装備した。

 

Scout Sixty Classicは伝統的なデザインを取り入れ、プレミアムクローム、クラシックなインディアンモーターサイクルのフレアフェンダーを装備。ゆったりとしたエルゴノミクス、654mmと低めのシート高、16インチの鋳造ホイールにより、どのような速度でも快適な走行を実現するとしている。同機種には、フルモデルチェンジしたSpeedPlus 999ccエンジンを搭載し、87Nmのトルクと85馬力を発生。小型水冷エンジンと5速トランスミッションにより、あらゆるレベルのライダーにとって扱いやすいエンジンという。Scout Sixtyには、スタンダードモデルとリミテッドモデルの2つの仕様を用意。

 

 

【スタンダードモデル】

スタンダードモデルは、ライダーが走るために必要なすべてを装備したという。次世代の電装アーキテクチャには、ABS、LED照明、新しい燃料レベルゲージ、新型ハンドコントロール、大型バッテリーを搭載しアナログメーターとイグニッションキーを装備。

 

【リミテッドモデル】

機能を強化したリミテッドモデルは、スタンダードモデルの装備に加えて、さらに多くの特別装備を搭載。高速道路での快適な走行を支援するクルーズコントロール、予測可能で信頼性の高いハンドリングを提供するトラクションコントロール、状況に応じたライディング体験を提供するライドモード、走行中にデバイスをフル充電できるUSB充電ポートを装備。加えて専用のバッジも装備した。

 

アクセサリーも充実させIndian Scout 1250cc用アクセサリーと互換性を持たせているため、100種類以上の純正アクセサリーが利用できる。ライディングのエルゴノミクスをカスタマイズ、調整したいライダーには、さまざまなハンドルバーオプションや、延長リーチシートを含む多様なシート、フォワードコントロールも提供。合計32通りの人間工学に基づいた設定が可能で、ライダーはより長く、より快適に走ることができるとしている。

 

◆ROADMASTER ELITE

大胆で目を引くペイント、プレミアムバッジ、最高級のコンポーネントを備えた新型2025年モデル のRoadmaster Eliteは、インディアンモーターサイクルの時代を超えた伝統と世界クラスのクラフトマンシップを究極の形で体現したモデルとなる。生産は世界で300台、北米以外ではわずか60台のみであり、その特別さとエリート感を象徴するモデルとしている。

 

1904年にデビューしたインディアンモーターサイクルの特徴的な赤いペイントに加え、スプリングフィールドブルーも同時代の象徴的なブランドカラーとして使用し、伝統を継承させた。プレミアムキャンディ仕上げを施し、3色を使ったシグネチャーペイントを特徴とする。Indian Motorcycle Springfieldブルーキャンディにブラックキャンディフェードをシルバーで加えたボディに、チャンピオンゴールドで縁取られたヘッドドレスタンクのロゴを装着する。

 

印象的なペイントパッケージは、エリート専用のグラフィックと手描きのゴールドピンストライプで完成し、プレミアムクロームメッキ仕上げがフロントからリアまで輝き、クラシックなクラフトマンシップを極めたという。さらに、カスタム仕上げとしてシリアルナンバー入りの「Elite」バッジを装着し、特別感を一層引き立てた。

 

 

 

 

同機種は、プレミアムなスタイリングにふさわしく、ライダー志向の高級テクノロジーを搭載したという。標準装備として、インディアンモーターサイクルのバスブースト付きパワーバンドオーディオを搭載し、フロントフェアリング、サイドバッグ、ツーリングトランクに配置された12個のスピーカーが、Roadmasterの標準サウンドシステムを超える豊かな低音を実現したという。PowerBandオーディオシステムは、ライドコマンドの146mmタッチスクリーンディスプレイで操作が可能。このインフォテインメントシステムにより、Bluetooth接続、バイクの状態モニタリング、Apple CarPlay、ライドコマンドも利用できるという。

 

搭載する空冷VツインThunderstroke(サンダーストローク)116エンジンは、すべてのギアで十分なパワーを発揮し、171 Nmのトルクを実現。さらに、3つのライディングモードで好みに合わせてスロットルレスポンスを調整し、自分走行スタイルに合わせたカスタマイズが可能だという。インディアンモーターサイクルのアダプティブLEDヘッドライトは、夜間の視認性を向上させ、さらに目を引くスタイルとなる。同ヘッドライトは、特許取得済みの最先端技術を採用し、バイクの傾斜角度を監視し、前方の道路を最適に照らすことができ、標準装備のヘッドライトに比べさらに明るく、クリアな照明を提供するという。

 

装備は日帰りのライディングから週末の遠出、長距離の高速道路走行まで、あらゆるシーンでも思いのままに楽しめる比類のない贅沢さと快適さを兼ね備えたという。新型の2人乗り用ヒーターとクーラー付きシート。グラフェン素材が、ヒーターやクーラーの分布を最適化しながら、快適な乗り心地を維持するという。さらに、広々としたフロアボードと同乗者用アームレストも標準装備。

 

調節可能なフレアウインドシールドは、カスタムスタイルと贅沢な快適性を提供するという。ハンドルバーに取り付けられたスイッチで、フロントシールドを最大10センチの上下が可能で、風の強さに応じてシールドの高さを調整が可能。リモートロック機能付きのサドルバッグとツアートランクを装備し、コンソールやキーフォブのボタンを押すだけで、荷物を安全に収納できる便利な機能としている。

 

◆INDIAN SPRINGFIELD SPECIAL EDITION

Indian Springfieldスペシャルエディションは、国際市場で限定50台のみ販売となる。時代を超えた美しさ、完璧な塗装、高級クローム仕上げ、そして伝説のサンダーストロークエンジンを搭載し、インディアンモーターサイクルの象徴的な歴史を誇りに感じるライダーのためにデザインしたとしており、インディアンモーターサイクルの伝統にふさわしい特別なモデルとなる。

 

 

圧倒的な存在感、精巧なフィット感と仕上げ、完璧な塗装とクローム仕上げにより、同機種はプレミアムなアメリカンクラシックの新たな基準を打ち立てるとしている。ヘリテージスタイル、特別感、快適性を極めたというもの。過去への敬意を込めて、同モデルはアイボリークリームとブランドの象徴である1904年式インディアンモーターサイクルレッドのツートーンカラーを採用した。

 

タンクにはアニバーサリーゴールドメタリックのヘッドドレスロゴが輝き、全体にゴールドのピンストライプがアクセントを添えている。快適性を重視してデザインされたタンカラーの革製シートは、アメリカンスタイルの魅力を引き立てる仕上がりとしている。象徴的なフロントフェンダーに配されたイルミネーション付きヘッドドレスロゴは、1940年代にインディアンモーターサイクルがアメリカのバイク史に刻んだデザインリーダーシップを思い起こさせ、クローム仕上げが随所にきらめき、特別感が際立つという。さらに、カスタム仕様を強化しプレミアムな特別感を引き立てるシリアルナンバー入りエンジンバッジを装備する。

 

心臓部には、伝説の空冷Vツインエンジンのサンダーストローク116を搭載。3種類のライディングモードや後部シリンダーの非作動機能により、クラシックなスタイルを維持しつつ、現代的な性能と機能でライディング体験をさらに高めるとしている。究極のスタイルと特別感を誇り、収納や快適装備、同乗者用の快適装備を工場出荷時にフル装備した。

 

 

クイックリリース式のフロントシールドは、走行風を効率的に調整してライダーの疲労を軽減し、数秒で取り外すことができるため、バイクのクリーンで象徴的な外観をさらに際立たせるとしている。車体色に合わせたリモートロック式のハードサドルバッグは、伝統的なデザインを完成させ、街乗りや短いツーリングに必要な安全な収納スペースを提供するという。快適なシートと簡単に取り外せる同乗者用シッシーバーを標準装備することで、同乗者の快適性も保たれるとしている。

 

贅沢な快適性を追求するため、ライダーと同乗者のフロアボードは調整可能で、クローム仕上げのハイウェイバーが長距離走行時の快適さを高める。さらに、キーレスイグニッション、クルーズコントロール、USB充電など、ライダー中心のテクノロジーが満載で、この特別なバイクは時代を超えたデザインを保ちながらも、最新の機能を妥協なく備えた。

 

 

 

◆伝統の純・空冷V型ツインエンジン

空冷・Vツインエンジンのサンダーストロークは、アメリカン・モーターサイクルの伝統を表現する。シリンダーをV型に配置することで生まれた象徴的なビジュアルと、一度聴いたら忘れられない固有のリズムを奏でるサウンド。狭角Vツインというレイアウトの唯一無二のライドフィール。インディアンモーターサイクルは、いまや古典的な空冷Vツインエンジンを作り続ける唯一のブランドだとしている。

 

 

年を追うごとに厳格化が進む環境規制のなかで、空冷Vツインを製造し続けることは決して簡単なことではない。インディアン・スプリングフィールド、インディアン・チーフ、インディアン・チーフテン、インディアン・ロードマスターはこの時代にあって、空冷Vツインエンジンを搭載するモダンクルーザーとなる。

 

スプリングフィールドとチーフにいたっては、オイルクーラーさえも持たない「純・空冷Vツイン」を搭載。環境に適合させながらも、乗り手をも満足させる空冷アメリカンVツインを作るために、最先端の技術が必要不可欠という。創業以来、その時代ごとにアメリカン・モータースポーツの頂点を極め、空冷から水冷まであらゆるVツインエンジンの可能性を、さまざまなイノベーションを通じて追い求め続けてきたインディアンモーターサイクルだからこそ実現でき、古典的なスタイルの中に潜む革新性、それが純・空冷エンジンのという。

 

 

サイドバルブ時代を彷彿とさせる、丸みを帯びたシリンダーヘッドに、深くそして磨き抜かれた美しい空冷フィンが整列するシリンダー。存在感を見せつけるプッシュロッド・タワー。往年の名モデルを思い起こさせる美しい曲線を、ボトムエンドにいたるまで表現したクランクケース。ボルトのひとつひとつにまでこだわり抜いた精緻な造形美は、見る者の視線を巧みに導き魅了するという。

 

工業製品として完成の域に達したというインディアンモーターサイクルの空冷Vツインは、歴史を確かに表現しながらも、現代にふさわしいルックスを表現したとしている。同社「空冷サンダーストローク116」とする愛称の同エンジンは、排気量1890ccのOHV、最大トルクの171Nmをわずか3000rpmで発生する。緻密な電子制御を駆使しながら、空冷Vツインの長所を最大限に引き上げることで実現したのは、現代における空冷Vツインの最適解とも呼べる上質なライドフィールとしている。

 

 

◆発売時期・税込価格

・SCOUT BOBBER スカウトシックスティ ボバー:2025年春導入予定、価格未定

・SCOUT SIXTY CLASSIC LIMITEDスカウトシックスティ クラシック リミテッド:2025年春導入予定、価格未定

・ROADMASTER ELITE:2025年春導入予定、日本限定4台、税込価格693万円

・INDIAN SPRINGFIELD SPECIAL EDITION :2025年春導入予定、日本限定10台、税込価格438万円

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