二輪販売店にとって、人材不足は経営を左右する重要な課題となっている。なかでも、車両の点検・整備や修理を担うサービススタッフの確保は深刻だ。求人広告を出しても応募がない、採用しても長続きしない、ベテランが退職すると整備能力が低下する。こうした状況が続けば車両販売だけでなく、購入後のアフターサービスにも影響が及ぶ。
人材不足の背景には、少子化や若年層の減少、整備士を目指す人材の確保難など、個々の販売店だけでは解決できない問題がある。しかし、採用環境が厳しいからといって、求人活動の強化だけで人材不足を解消することには限界がある。そもそも人材が少ないのだから当然ともいえる。
従って、販売店経営者が改めて考えるべきは、高額な費用を投資して人材を採用することだけでなく、今いるスタッフが辞めずに働き続けられる会社をつくることが重要となる。



