【特集・東京MCショー 各社】カワサキMJ　　「ELIMINATOR」登場　　　レトロ「Z650RS」も人気

カワサキモータースジャパンは、大阪モーターサイクルショーで世界初公開した「ELIMINATOR」「同SE」を東京でも披露し注目を集めた。充実した製品構成のスーパースポーツモデルのNinjaシリーズ、レトロスポーツのRSシリーズ、他方では輸入元としてBimotaも披露するなどしてブースを沸かせた。

 

 

先ごろ発表した「ELIMINATOR」が人気を呼んだ。独自のロー＆ロングフォルムでひときわ目を引くクールなスタイルでしばらくぶりに登場した。低いシートにハンドルは腕を自然に伸ばした位置し配置され、ステップは膝が適度に曲がる位置へと無理のないポジションを実現したといえる。

 

 

398cm³並列2気筒エンジンは、低速域での豊かなトルクによる良好なコントロール性を実現。 高速走行時は力強いパワーとリニアなレスポンスを発揮するという。モダンな雰囲気を添えるコンパクトな丸形オールデジタル液晶インストゥルメントパネルと、カワサキ同クラス初のETC2.0車載器キットを標準装備。 日常使いから通勤・通学、ツーリングまで爽快なライディングを提供するとしている。

 

最高峰のNinja H2SX SEも登場。さらに新たなレトロスポーツモデルで、キャンディエメラルドグリーンカラーのZ650RSも人気と呼んだ。スリムなタンクは往年のRS伝統のスタイルを彷彿とさせる。扱いやすさと良好な足つき性、軽快なハンドリングを実現したとしている。

 

 

Ninja ZX-25Rはニューカラー＆グラフィックが2023年4月15日に発売。展示車にはニンジャ・チーム・グリーン・カップ仕様車を披露した。

 

2023シーズン・マウンテンライダース仕様の「KX450」を参考出品した。同社は昨年5月、オフロードコンペティションモデルでは新たな販売チャネル「オフロードエントリーショップ」の展開を始めた。ユーザーに広くオフロードでのカワサキモーターサイクルの楽しさを訴求していくものとしている。

 

他方、カワサキモータースジャパンが輸入元となるBimotaも展示。販売する「Bimota KB4」。購入は台数に限りがあるため抽選販売としているもの。同モデルは独創的な外観、細部に至るまで徹底した品質を備える機械でできた宝石といわれ、究極の機能性も特徴などとしている。