スズキのブースでは新型エンジンを搭載した、新たなストリートファイター「GSX‐8S」、スポーツアドベンチャー「V-STROM 800 DE」などを発表した。
GSXシリーズの新世代モデルとしてGSX-8Sは、無限の可能性、無限の楽しみを提供するとしている。新開発のエンジンとフレームレイアウトの調和により、ライダーの意のままに反応するパワー、軽快なハンドリング、快適性、自在にコントロールできる走りの楽しみを実現したのも。
使い勝手も日常使いからツーリング、ワインディングでのスポーティな走行、あらゆるシーンで楽しめるもの。車体はアグレッシブなマスフォワードのスタイリング、スリムかつコンパクトな車体、トータルバランスに優れた走り、新世代のストリートモーターサイクルのトレンドを創り出すとしている。
同機種開発のはじまりは、全くの新作となる775cm3のパラレルツインエンジンの設計から始まったもの。目指したのはコンパクトなエンジンで、軽快なハンドリングに貢献し、楽しいライディングを提供するための理想的なエンジン搭載位置を実現したという。さらに低速から高速まで扱いやすいエンジン特性。荷物を積んでいても楽しさや喜びで満たしてくれる十分なトルクとパワーを持ち、誰でも扱いやすくスムーズなスロットルレスポンスを目指したとしている。
冒険心をくすぐるスポーツアドベンチャーツアラーのV-STROMシリーズでは、参考出品として排気量250㏄の「V-STROM SX」を公開した。また、「V-STROM 800 DE」を発表。V-STROM 800 DEは、意のままに反応するパワーや素直なハンドリング、乗っていたくなる快適性、道を選ばない楽しさ溢れるライディングを可能にしてくれるモデルとしている。
775cm3パラレルツインエンジンを新たに開発し、搭載される。さらに最新のスズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S.)を搭載し、ライディングに集中で疲れも軽減させるという。路面の変化やライダーの好みに合わせ最適な設定を提供し、ライダーが求めるニーズに合わせたパフォーマンス特性を最適化するとしている。純正アクセサリーのサイドケースやトップケースを装着して、ツーリングや長距離走行、舗装路を離れたグラベル路の走行でもその効果が発揮されるとしている。
毎日の走りに利便性や高い走行性能を追求した「バーグマンストリート125EX」も発表。ワンランク上の上質さと高級感を感じさせるコンパクトスクーターとしている。いエレガントさをまとったスタイリング、快適性を重視した装備とした。
通勤・通学に加え、休日のちょっとした遠出などでも、様々なシーンを快適にするモデル。エンジンは、燃焼効率を上げ、フリクションロスを低減することにより、パワーを落とすことなく低燃費を実現したSEP(SUZUKI ECO PERFORMANCE)エンジンを、さらに進化させたSEP-αエンジンを搭載。
停止時にエンジンを自動で止めるアイドリングストップシステムと、エンジンを静かに始動させるサイレントスターターシステムを組み込み、優れた環境性能と静粛な始動性に貢献する。限られた空間の中で最大のエンジン性能を発揮するために、コンパクトで軽量な空冷エンジンを搭載。ピックアップ性能に優れ、機敏さ、取り回し易さを追求したとしている。
発表したGSX-8S、V-STROM800DEにそれぞれ最適化して搭載される「FRA1型エンジン」は、直列2気筒エンジン。270度位相クランクを採用。コンパクトなエンジン、軽快なハンドリングに貢献し、楽しいライディングを提供するための理想的なエンジン搭載位置を実現するという。775cm3のパラレルツインエンジンで、低回転域から滑らかでコントロール性の良い出力特性と、高回転までスムーズに吹け上がる、バランスのよいエンジンという。