6月下旬に現在の50㏄以下の原付車の生産を各メーカーが止めるなどといった一部で報道が報じられた後、数日後から原付車の販売が高まっている。現行の50㏄以下の原付一種の車両は、排気ガス規制に適合できないため来年11月までの生産となっている。市場では現行の原付50㏄車を早々に買い替えるユーザーが販売店を訪れている。
現在の原付一種は来年11月まで生産された車両が販売されるのみ。これに代わるのが「新基準原付車」で、原付二種の125㏄の車両ベースに、出力を現在の原付一種レベルに抑えたが車両となる。ユーザーからすると新基準原付の車両はベースが原付二種の125㏄になることで、これまでの50㏄車よりも購入価格が上がる可能性が予想され購入が遠のく心配があり、販売店に取っても新基準原付車における需要の懸念が残る。