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【特集①】125㏄も「なくなる」懸念  全国オートバイ組合連合会/大村直幸会長   社会風潮に流されず「現実」見てほしい

【特集①】125㏄も「なくなる」懸念  全国オートバイ組合連合会/大村直幸会長   社会風潮に流されず「現実」見てほしい

2022.02.01

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【特集①】125㏄も「なくなる」懸念  全国オートバイ組合連合会/大村直幸会長   社会風潮に流されず「現実」見てほしい

新型コロナ禍で昨年、バイク業界は近年になく販売台数が大きく増加に転じた。特に長期低落の一途をたどってきた、原付一種の50㏄以下の出荷台数は4年ぶりに増加した。国内の原付一種の減少傾向に警鐘を鳴らしてきたAJ(全国オートバイ協同組合連合会)の大村直幸・会長には、昨年の販売増加がどの様に目に映るのか。大村会長に本サイトの単独取材で、昨年のバイク市場や行政への活動などについて聞いた。

昨年、出荷台数や販売台数が増加したバイク市場について、大村会長は「(コロナ禍で)安心な乗り物として、社会からより必要とされる乗り物になった。しかし、特に原付一種の50㏄以下の製品が少なく、多くの販売店にいきわたらず、結果的に125㏄の原付二種が売れた」と述べている。原付一種の値ごろ感ある車両が潤沢にあれは、「昨年はさらに10万台はプラスになっていた」との考えを明かした。
大手メディアなどでは「単月の出荷台数で原付二種が、原付一種を超えたことに焦点を置く報道で、あたかも原付一種が売れていないような誤って受け止められかねない報道を目にする」としており、実態は原付一種の製品ラインナップが少なく、生産台数も需要を満たせず、多くの販売店の店頭にないことが近年の販売減少に拍車をかける要因であると強調した。

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