二輪車の国内販売にとって最大の需要期である春商戦がまずは堅調に推移している。小型二輪車は1、2月とも前年実績超え、軽二輪も2月には前年実績を上回った。新基準原付が誕生した原付市場は市場投入された商品構成や供給量からみても、本年は前年を下回る見通しだが、国内二輪車市場は概ね順当な滑り出しといえる。一方で「長期的には日本の二輪車市場は漸減傾向にある」とするように、販売店から楽観的な見通しは聞かれない。堅調な市場はヒットモデルが市場を爆発的に拡大するような環境ではない。中東情勢の悪化によるエネルギー価格の高騰や、4月1日からスタートする自転車のいわゆる「青切符」制度、新基準原付への新たなアプローチ方法などに国内二輪車市場を取り巻く環境が変化しており、二輪販売もまた変化を求められている。



