
二輪運転免許の取得者数が新型コロナ依頼で減少を続けている。警察庁が公表する昨年の令和6年(2024年)の「運転免許統計」によると、二輪運転免許の交付件数は「大型二輪」「普通二輪」「原付」の全区分で前年を下回った。ただ、新型コロナ前の2019年と同等レベルで、年齢世代別では55歳以上で大型二輪免許が中心に前年を上回り、熟年層のライフスタイルの一部として支持されているとみられる。「都道府県別・種類別併記運転免許証交付件数」も一部の地域で増加したのみ。
2024年の種類別の「併記運転免許証交付件数」のうち二輪に関する「大型二輪」「普通二輪」「原付」を合わせた合計は、前年の24万1371件に比べ9.7%減少の21万7904件であった。
このうち「大型二輪」が前年の7万8106件に比べ7.8%減少し7万1987件。「普通二輪」が前年の16万3151件に比べ10.6%の減少で14万5824件であった。「原付」は前年の114件から18.4%減って93件であった。2024年は新型コロナ前の2019年に比べると大型二輪は3.3%減、普通二輪では1.4%減、原付では10.7%増で、コロナ前とほぼ同等の交付件数となる。
交付件数の年齢世代別、都道府県別の交付件数を以下のように取り上げた。