
中古バイクの輸出金額の上昇や業者間オークションでの落札平均単価の高止まりが続いている。現在の中古バイクの流通情勢を背景に、バイク販売店は小売りのほかに、中古バイクを高値で売れるかもしれない。今や中古バイクの海外需要と輸出は、日本の国内バイク市場をも下支えしているともいそうだ。
昨年1年間の中古バイク輸出台数(財務省)は51㏄の車両台数、輸出金額ともに前年を大きく超えた。全体は、50㏄の車両が減少したことで台数は前年に比べ3.7%減少し25万8899台であった。しかし、金額では前年の300億0674万8000円に比べ1.2%の増加で363億6873万4000円に上昇。年間の平均金額では前年比25.9%増加し14万0475円で過去最高とみられる。