国内の業者向け中古バイクオークションで、平均落札単価の上昇が続いている。国内主要10会場の2025年の平均落札単価は23万3000円台だったのに対し、2026年1~7月の平均は25万7000円台まで上昇している。国内販売店にとって仕入れ価格の上昇は利益を圧迫する要因となる一方、相場が下落に向かわない背景には、国内需要だけでは説明できない海外需要と円安、さらに新車流通を含めた市場構造も一因として挙げられる。
平均落札単価は上昇、販売店の仕入れ負担に
国内の中古バイク流通市場で、業者向けオークション相場の高止まりが続いている。JABA(日本二輪車オークション協会)がまとめるデータを基に、本サイトが算出した国内主要10会場における2025年の平均落札単価は23万3000円台だったが、2026年に入り上昇傾向が強まり、1月から7月までの平均落札単価は25万7000円台となっている。
中古バイクをオークションから仕入れ、小売りする二輪販売店にとって、仕入れ価格の上昇は大きな負担となっており大きな問題となる。仕入れ値が上がれば販売価格への転嫁が必要となるが、国内の需要には価格面で限界もある。結果として、販売店は仕入れを控えるか、利益率を圧縮するかという選択を迫られる。
しかし、国内の販売店が高値と判断して入札を控えたとしても、円安、海外需要の他にもオークション相場は容易に下落しない背景があるとみみられる。



