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【店舗支援サービスは使い倒せ!】オークション記念開催「利点」再確認  オークネットMC  メリット、売手は輸出需要、買手は午後応札(PR)

【店舗支援サービスは使い倒せ!】オークション記念開催「利点」再確認  オークネットMC  メリット、売手は輸出需要、買手は午後応札(PR)

2025.10.24

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【店舗支援サービスは使い倒せ!】オークション記念開催「利点」再確認  オークネットMC  メリット、売手は輸出需要、買手は午後応札(PR)

循環型マーケットデザインを展開するオークネットの二輪事業の子会社、株式会社オークネット・モーターサイクル(オークネットMC)は、業者向け中古バイクオークションをはじめ、バイク販売店の経営・運営業務を総合的にサポートする各種サービスを提供する。

 

「店舗支援サービスは使い倒せ!」の今回は、「今さらどうして。毎開催オークションを利用しているため、隅まで知っている」と思われるかもしれないが、時代と共にオークション開催環境も変化しており、利用する会員店も変化による影響がともなう。従って同社が毎週木曜に開催するオークション、特に毎月第3週目に開催する「記念オークション」について、再度注目して、改めて会員店などの活用や利点を再確認してみたい。

 

同社は毎週木曜にオークションを開催し、毎月第3週目は記念オークションを開催している。記念開催は主催サイドにとっては、会員店へオークションへの参加をはじめ、出品や落札を活性化、動機づけする役割となる。一方で会員店も参加するメリットは大きい。

 

売り手会員は、店頭在庫の保有滞留期間を短縮でき、特に月末の前に換金として車両を出品し成約に至ることで、月末の支払いに充てる現金化が叶う。さらに記念では出品台数が通常開催よりも増えるため、買い手会員の多くがオークションに参加することで、大きく成約機会につながりやすい。

 

さらに、売り手会員に有利な業況が続いている。記念開催に限らず通常のオークション開催でも、海外輸出業者らの活発な買いが続いている。特に普通小型車以上は落札価格が上昇傾向にあり、台数も増加し、売りにつながりやすく高値で売りきれる機会が増えている。

 

近年の中古バイク輸出状況は、2023年が前年比2.3%増加し26万8846台であったが、2024年は同3.7%減少し25万8899台に後退した。今年2025年の8月までの累計台数では前年同期比16.7%の減少で15万0607台にとどまっている。しかし、減少の原因は主に50㏄以下の原付車の減少が響いているだけで、排気量が高いほど台数が増加している。排気量が高い車両の輸出増加もあって、台当たりの輸出金額の平均額は、昨年年間では14万0475円であったが、今年は8月までの時点では前年よりも20.1%高の2万8000円以上上昇し16万8754円となる。今年の最高の高値は4月に18万6700円をつけた。

 

 

 

一方で、売り手のメリットが大きいならば、買い手会員店にデメリットと考えるであろうが、そうでもない。買い手会員のメリットでは、記念開催では出品台数が増えることで、買いたい車両の同一機種の台数が増えて応札が分散するため、1台当たりの落札価格が結果的に値ごろで買いやすいといったことが挙げられる。ここまでは、数十年も参加する会員店にとっては、承知していることで、今さら何をいっているといわれそうだ。

 

しかし、社会や経済が動き、市場やユーザー意識は時代とともに変化し、中古バイクの販売も環境大きく変わる。こうした変化は一気に変わることがなく、ゆっくり徐々に変化するため、意外と気づかないものだ。ましてや毎週オークションに参加していることが、一層変化に気づかない場合が多い。

 

オークネットは、月間の平均に比べて記念開催の成約率、平均落札単価は、成約率では同等もしくは5%近く記念開催は下回り、記念開催では平均落札単価でも月間の平均を下回る。1月の月間通常開催の成約率は50.8%、平均落札単価35万3500円に対し、1月23日の記念開催では同50.8%で同開催では同39万5000円やや上昇したが、2月の成約率は52.5%、平均落札単価34万6750円に対し、2月20日の記念開催では同47.1%で同33万4000円。3月の成約率は58.3%、平均落札単価37万5250円に対し、3月20日の記念開催では56.7%で同36万4000円。4月の成約率は47.5%、平均落札単価35万0250円に対し、4月17日の記念開催は同43.4%で同35万4,000円と需要期でやや上昇した。

 

5月の成約率が53.9%、平均落札単価37万1250円に対し、5月15日の記念開催では同50.3%で同34万4,000円。6月の成約率は53.0%、平均落札単価36万4000円に対し、6月19日の記念開催は同48.4%で同34万円。7月の成約率が45.7%、平均落札単価37万0800円に対し、7月17日の記念開催では同40.3%で同36万9000円。8月の成約率は49.5%、平均落札単価38万9333円に対し、8月21日の記念開催は同50.7%で同32万円。9月の成約率では49.6%、平均落札単価39万7000円に対し、9月18日の記念開催は同48.4%で37万3000円であった。

 

記念開催では、台数が多いことで応札が分散し、同じ車種も増えることで比較的に値が上がらないため、開催全体での台当たりの平均落札単価が下がる。さらに、記念開催では、台数が多いことでオークション開催時間も通常よりも長引く場合がある。これにより店舗業務も並行して行い参加しなくてはならない場合や、人間として集中力はそう長くは続かないこともあり、開催中の午後には中だるみが生じ、買い手の応札・競合が少なくなり値が上がらない車両もある。

 

10月16日の記念開催では出品台数が2092台で、通常開催よりも出品が増加。午後の時間帯に一般車両コーナーが3チャンネルで設定されており、比較的に車両タイプが幅広く出品され落札が容易となり買い手としては好条件ともなる場合が少なくない。

 

以上の様に、オークション記念開催では、売り手と買い手の双方にメリットがあるというのは、一見すると矛盾するとみられる。しかし、目の付け所によって、売っても、買っても双方の大きなメリットがそれぞれにある。記念開催の時には、これまでとは違った目線で参加してみることも必要だろう。

 

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