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【バイク業界「ウォッチ」.8】 「発信以外でも」SNS情報を活用 歌代徹(AJ千葉・専務理事/読売自動車大学校非常勤講師)

【バイク業界「ウォッチ」.8】 「発信以外でも」SNS情報を活用 歌代徹(AJ千葉・専務理事/読売自動車大学校非常勤講師)

2022.03.15

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【バイク業界「ウォッチ」.8】 「発信以外でも」SNS情報を活用  歌代徹(AJ千葉・専務理事/読売自動車大学校非常勤講師)

今や多くの皆さんもSNS(ソーシャル・ネットワークワーキング・サービス)に触れたことがあると思います。ツイッターやインスタグラム、Youtube、個人のブログなど、いろいろな方のSNSで情報をご覧になったことがあると思いますが、なかには有益な情報がかなり沢山溢れ情報を得るには良い時代になったと思います。

 

特に著名な方々や車両オーナーさんが提供されている、動画チャンネルやブログなどは、正しい情報として提供されている場合が多くあります。私も非常勤講師をさせてもらっていますが、SNS情報の中には私がいうよりも説明に説得力がある内容のSNSも見受けられ、私自身も店頭でお客様よりいろいろなご相談を頂いた時などに、そうした有益な情報を私の説明に加え、話の説得力を高める場合などにもYoutubeを活用しています。

 

車両のセットアップ方法やライディングテクニック(以下ライテク)、車両特有のトラブルなど、活用範囲はいろいろあります。特にことばでは説明が困難な部分であるライテクの場合については、動画の活用が最適だと思っています。

 

ライテク系の動画でも、特にブレーキやクラッチレバー、ハンドル操作、ステップ、ペダルなどの操作方法や、サスペンション、タイヤの選定、シートなどでも、お客様の使い方に合った部品などを提案、推奨したり受注したりすることができると思います。

 

ただし、新車や中古車を問わず、ハンドル位置やレバーの角度、ペダル位置、全般的な車両整備がお客様の身長、体重などや使い方に合っていないケースも多いので、車両購入時や納車時、または納車後の来店時や点検、整備時でお客様とコミュニケーションを取りながら、より乗り易いオートバイに仕立てて上げられるようにできるとよいです。さらに不満解消やグレードアップの提案などで、上記しましたネット情報などを活用することで、お客様の信用や信頼の獲得を進めていくことができればと思います。

 

中古車では、自店のオリジナル車両も作り易いと思いますので、自店、自社の考え方を反映した車両を単に「カスタム車両」とした位置付けではなく、地味であっても「これが当社のオリジナル車両」といえるような車両を用意して、お客様への提案ベースモデルとすることでも良いと思います。

 

そうしたことを自店、自社でブログや動画で発信できるようになってくると、さらに面白い仕事が広がるようになると思います。

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