広告掲載について
トップ連載/インタビュー

【インタビュー/Stage】① 楽しんでいる話を聞く時「うれしく思う」   カワサキプラザ千葉桜木/ カワサキコンシェルジュ 山川みゆき さん

【インタビュー/Stage】① 楽しんでいる話を聞く時「うれしく思う」   カワサキプラザ千葉桜木/ カワサキコンシェルジュ 山川みゆき さん

2021.12.15

twitter facebook line
【インタビュー/Stage】① 楽しんでいる話を聞く時「うれしく思う」   カワサキプラザ千葉桜木/ カワサキコンシェルジュ 山川みゆき さん

「Stage(ステージ)」と題したコーナーでは、日々、ユーザーのバイクライフを支えているバイク業界で働く多くの彼ら、彼女らにとってのStage(仕事)にスポットを当て、生き生き働き喜びを感じる瞬間などを取り上げていきます。

――現在の仕事に至る経緯は。
「整備士専門学校の卒業を前に会社説明会の会場で現会長よりバイク業界についての説明を受けました。しかし、学校を通じた募集がなかったので自分で会長に学校へ求人募集を出してほしいと依頼して、それに応募して入社しました。3年ほど勤め、以前より親元を離れ自立したいという願望があり、23歳頃に今の会社を退社し親を頼れない距離の沖縄に3年間と決めいきました。沖縄ではバイク関係の仕事しかできないと思っていたので、メーカー系専売店に努め3年後に、一旦千葉に戻りその後に中南米の治安が良いコスタリカへ3カ月ほど留学しました」

「理由は沖縄時代に働いていた時の店舗が、メーカーが展開するQCサークルという小集団改善活動の全国大会で1位になり、世界大会へも参加した時にスペイン語を話すメキシコの工場の方と仲良くなり、スペイン語を話すコスタリカへる留学することにしたわけです。留学以外にも2年間はいろいろな仕事をしましたが、千葉に戻ったとライダースクラブにあいさつをしに行った時に、会長からまたうちで働かないかと声をかけてもらい、再入社し現在に至ります」

――いま担当している業務はセールスでしょうか。整備士の資格も持つと聞きました。
「基本はセールスでカワサキプラザではコンシェルジュと言います。サービス担当はテクニシャンと呼ばれます。整備士の資格も2級二輪自動車整備士の資格を持っています。ただ現在はセールスのほかに、当店は指定自動車整備工場を取得し車検を行っているため、整備士の資格を活かし車検のための検査員の仕事も行っています」

――整備士学校からバイク関係の仕事が長い。バイク関係への仕事に就きたいと思った切っ掛けは。
「動機は不純なことなんです。高校生当時に好きであったアーティストがバイクに乗っていたことで、自分も同じことが好きになりたくてバイクに興味を持ちました」

「ただ、普段から街中で走っているバイクに知らずのうちに目で追っている自分に気づいたこともあり『私はバイクが好きなんだ』と思い、高校卒業後、整備士専門学校在学中にバイクの免許を取得しました」

――仕事で心掛けていることは、どの様なことか。
「セールスであるコンシェルジュのほかに、カワサキプラザ店のブランド管理責任者も担当しています。カワサキプラザとしてブランド管理やブランドについてのスタッフの育成、所作や行動などの振る舞い、ことばづかいなどで、お客様の期待に応えそれ以上の『おもてなし』できるようにすることです。カワサキプラザになってからお客様も変わった印象を受けます。売れ方も比較的に高額車を購入して頂く機会も増え、そうしたお客様に応える必要があります」

「バイクは趣味のもので、お客様も楽しみに来店頂きますので、極端に形式ばって逆に不愉快な印象を与えてはいけません。この点が四輪車ディーラーとは異なり、お客様との距離感との見極めに気を使っています。ツーリング時は友達レベルでも接する必要があり、その一方ではお客様ですので。ただ、私達が楽しまなければお客様も楽しめません。お客様と一緒に楽しむことも重要です」

「また、カワサキプラザになってからは比較的に若いお客様や女性のお客様も多く、特に女性のお客様にはできるだけ専門用語は使わずに、かみ砕いてわかりやすく紹介や説明をしています」

――今の仕事をしていて、良かったと思うことは。
「私の場合は、お客様に納車した後で、次に来店いただい時にお客様がツーリングなどに出掛けて、その時のことを楽しくお話しくださる時が最もうれしく、この仕事をしていて良かったと感じます。このモデルを買って良かったなどと言ってもらうと、私も嬉しくなります」

――今後やってみたいことや、こう在りたいと思うことは。
「私のお客様以外に、他のスタッフのお客様にも私の名前を覚えて頂けるようになりたいと思っています」

デスクワークの様子

twitter facebook line