株式会社SHOEI(東京都台東区/石田健一郎)は昨年12月10日、オートレーサー森且行選手のレプリカヘルメットを発表。受注限定モデルとして発売した。同社オフィシャルショールーム「SHOEI Gallery TOKYO」で、森且行選手と上和田拓海選手をゲストにお迎え発表会を行ったもの。
発表会で森選手は、自身で被るヘルメットが世の中の手にわたることについて「本当にうれしいことだと思う。最高の仕上がりになっている。めちゃくちゃわがままをいわせてもらった。こだわって(それを)可能にしてくれた」と喜びのことばを述べている。また、5つの星をあしらったカラーについては「芸能界にいたころの仲間の色で、バラエティを初めてやった時の服の色を使った」などと当時の仲間と一緒にいることで安心感があると述べた。
SHOEIヘルメットについては「オートレースではよくエンジンの音を気にする。音も聴きやすく視界もいい」と使用している感想を語った。一方で、昨年転倒し休んでいるが「驚くほど回復している。来年1月の終わりから練習参加。7月くらいに復帰したい」などとレース復帰への意欲を示した。
「X-Fourteen MORI」の特徴は同社のフルフェイスヘルメットのフラッグシップモデル「X-Fourteen」を基に、 MotoGPなどロードレースで培われた信頼性、 サーキットを楽しむライダー、 ツーリング主体のライダーにも人気を博したモデルという。これまでMotoGP のマルク・マルケス選手のレプリカをはじめ、 国内外のレーサーレプリカモデルを発売してきた。
■X-Forteen MORI(受注限定モデル)
受注期間:2022年4月末まで。 SHOEI正規販売店で受付
◆価 格:8万4700円(税抜価格 77,000円)
◆規 格:JIS規格、SNELL規格、MFJ公認
◆サイズ:XS(53~54cm)、S(55~56 cm)、M(57~58 cm)、L(59~60 cm)、XL(61~62 cm)、XXL(63~64cm)
◆カラー:TC-5(BLACK/WHITE)
◆構造:AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber)
強靱なガラス繊維と3次元形状とした有機繊維の複合積層構造を基に、高い弾性性能を持つ高性能有機繊維素材をプラス、軽量でありながらも剛性弾性に優れる高性能なシェル構造。
◆付属品:専用布袋、ブレスガード、チンカーテン、シリコンオイル
◆付属品:CWR-F PINLOCK(R) EVO lens、ロアエアスポイラー、シールド用ステッカー、オリジナルステッカーセット