ドゥカティジャパンは「新型パニガーレV4」を2025年1月11日に発売する。税込価格はパニガーレV4Sが414万1000円、パニガーレV4は323万9000円。新型パニガーレV4はスタイルとテクノロジーを完璧に融合させ、パフォーマンスを向上させたとする。
新型パニガーレV4は、スーパーバイク世界選手権(SBK)で2年連続のタイトルを獲得したバイクを大幅に進化させて誕生した、公道走行可能なスーパースポーツモデル。新型パニガーレV4はデザイン、テクニカルベース、エルゴノミクスを全面的に見直し限界をさらに押し広げた。開発ではドゥカティ・コルセの経験を活かしタイヤ、エアロダイナミクス、エレクトロニクスの進化から得られるメリットを最大限に活用している。
MotoGPからフィードバックされた前例のないエレクトロニクスとテクノロジーにより、プロ・ライダーのようなセンセーショナルな走行体験をもたすという。デスモドロミック・バルブ駆動システムとカウンター・ローテーティング(逆回転)クランクシャフトを備えたV型4気筒エンジンを搭載。MotoGPマシンのデスモセディチGPにさらに近づいたシャシーとエレクトロニクスなどを採用。レーシングライダーやアマチュアを問わず、ライディングスキルと自信を高め、サーキットで限界走行に挑戦することができるとしている。
パニガーレV4Sは重量がわずか187kg。先代モデルよりも2kg軽量化し、より厳しいユーロ5+規制に適合させると同時に最高出力を0.5ps向上させた。
伊ドカティのクラウディオ・ドメニカーリCEOは「ドゥカティの使命は、官能的な美しさと洗練されたテクノロジーを備えたバイクを通じて、人々の生活を豊かにすることです。ドゥカティ・スーパーバイクの第7世代となる新型パニガーレV4は、この使命を達成できる数少ないバイクです。このモデルは、サクセス・ストーリーと栄光の歴史を受け継ぐバイクで、スタイル、洗練、パフォーマンスというドゥカティの価値観を最大限に表現しています」と、市販車として同社の持つすべてを注いでいることを強調する。