「埼玉バイクフェスタ スキルＵＰ講習会」盛況に　 AJ埼玉　　バイク楽しく、安全運転・体験

埼玉県のオートバイ販売店組織であるAJ埼玉（埼玉オートバイ事業協同組合）は11月3日（金）文化の日に、ユーザー参加型イベント「第16回彩の国 埼玉バイクフェスタ スキルＵＰ講習会」をファインモータースクール西大宮校で行った。3日連休の初日の開催で天候にも恵まれ100人近くのライダーらが参加した。遠くは毎回、名古屋からの参加もあり主催者も心から感謝の表情を浮かべていた。

 

 

イベントではファインモータースクール西大宮校の教習コースを使い、参加者の運転技術レベルに合わせた2組に分かれ、午前と午後と各組で計6回に分けてレッスンが行われた。参加者らは曲がりくねった教習コースを自慢の愛車で操作や走行を確認しながら思い思いに楽しんでした。

 

 

また午前と午後、レッスンの合間には参加した埼玉県警察本部によるワンポイントアドバイスの時間を設け、参加者にアクセルの握り方やギア変速後の足のステップでの置き方などに注意、安全な操作と走行を解説。同県警本部の交通部交通総務課安全対策第一係長の磯﨑幹貴・同県警部補は、参加したユーザーに「今年は事故件数が増加している。ライダーの皆さんに安全運転の見本としてオピニオンリーダーになってもらいたい」などと呼びかけた。

 

 

 

この他にヤマハPW50でのキッズバイク体験教室や、免許がなくてもクラッチ付きオートバイに乗れるウエルカムライド、EVスクーター体験会などの各体験コーナーでも大勢のバイク未経験者や子供たちが指導員の下で、バイクに触れる楽しさを体験していた。さらに今開催では、二輪車安全運転特別指導員の小林ゆきさんによる「バイク基礎レッスン」を併設。運転免許取り立てのビギナーやリターンライダーなどの運転に不安のあるライダーを対象に、わかりやすく座学や実技講習を行った。

 

 

同イベント開催は、2016年4 月に埼玉県警とAJ埼玉が、二輪車の交通事故防止に関する協定を結んだことを機に、埼玉県警察とファインモータースクール西大宮校、関東運輸支局の協力を得て、毎年11 月3 日に二輪車ユーザーや免許の未取得者を対象に「見て・乗って・体験して・安心して買える」をテーマにしたユーザー参加型イベント「彩の国 埼玉バイクフェスタ」として開催しているもの。

 

 

会場内にブースを設けて、埼玉県警察では飲酒状態体験コーナーやプロテクターなど安全装備のPRや、首都高速道路㈱による首都高バイク隊による安全対策の紹介、中古バイク情報サイトのBDSバイクセンサー、キムコジャパンは最新スクーターを展示、カワサキプラザ越谷もカワサキ人気モデルを展示したほか、パーツや用品の出展もあり賑わいをみせた。