ホンダは8月1日、二輪車の一部機種で受注を一時停止すると発表した。人気のレブルやモンキー125 、CT125・ハンターカブなどが対象で、コロナによる海外生産、入荷の遅延、加えて「令和2年排出ガス規制」が適用されることにともなうものとしている。
本田技研工業および国内の二輪車販社ホンダモーターサイクルジャパンは、受注の一時停止機種としてRebel 1100、Rebel 500、Rebel 250、CRF250RALLY、CRF250L、フォルツァ、ADV150、グロム、モンキー125 、CT125・ハンターカブの10機種としている。
現在も海外における新型コロナにともなうロックダウンや、世界的な海上輸送・港湾の混雑、半導体供給不足などの複合的な要因により、製品、部品入荷や物流の遅延が継続的に長期化しており、生産と海外からの入荷の見通しが依然として不透明な状況が続いているとの現況を挙げている。
さらに、日本国内向け二輪車では対象となる車両が、2022年11月生産分より「令和2年排出ガス規制」が適用されるため、現行モデルの注文が生産計画に達した場合、受注を一時停止させるもの。対象車両の受注の再開については、改めて案内するとしている。