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24年の中古バイク平均単価、21万9000円超  各会場で高騰目立つ 業者間の二輪車オークション協会  12月は「やや下落」

24年の中古バイク平均単価、21万9000円超  各会場で高騰目立つ 業者間の二輪車オークション協会  12月は「やや下落」

2025.01.08

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24年の中古バイク平均単価、21万9000円超  各会場で高騰目立つ 業者間の二輪車オークション協会  12月は「やや下落」

中古バイクの平均単価は、過去最高であった前月11月のショックからか12月ではやや落ち着きをみせた。2024年12月の業者向け中古バイクオークションでは、出品と成約の流通台数は前年同月に比べ若干増加した。2024年の年間では前年に比べ出品がやや減少、成約では若干の増加にとどまった。ただ、全オークション会場の開催回数が2024年は前年に比べ少ないが、割合にすると2024年の流通台数は前年よりも多かったといえる。年間の平均単価も前年よりも約1万5000円高で過去最高を記録、2024年のオークション流通は前年よりも活発な取り引きが行われた。

 

 

◆2024年12月と年間の流通台数  前年月比で出品減でも「取り引き活発」に

JABA(日本二輪車オークション協会)が調べる「オークション流通結果」を基に、本サイトで各オークションでの落札車の平均単価集計したもの。JABA加盟オークション全13会場の12月の合計開催回数は前年同月の43開催に比べ2開催少ない41開催であった。前月11月45開催よりも12月は4開催少ない。

 

13会場における12月の出品台数は、前年同月に比べ3.6%の増加で3万3048台、成約台数は同2.6%の増加で2万6349台、成約率は同0.8ポイント後退し79.7%であった。12月の流通は前月の11月の3万5365台に比べると6.6%の減少、成約台数でも11月の2万9141台に比べ12月は同9.6%の減少となる。ただ成約率でも2.7ポイントの減少となる。

 

12月の流通台数により2024年の年間流通台数がまとまった。年間の出品台数は前年に比べ1.1%の減少の41万4055台で、成約台数は同1.8%の増加で34万9910台、成約率は前年よりも2.4ポイント上昇し84.5%とやや高まった。

 

2024年は出品台数が減少したものの、全オークション会場の年間開催回数が前年よりも9開催少なく、2024年の開催回数に対して出品台数を平均すると819.9台になり前年の814.1台よりも多く、開催回数が少なかったことで出品が減ったもの。成約台数でも開催回数に対しての平均は前年が668.4台であったが、2024年は692.9台で増加していることから、取り引きとしては前年よりも2024年は活発であったといえる。

 

 

 

2024年12月と年間の中古バイク相場である落札平均単価、各オークション会場平均単価、中古バイクオークション市場についての本サイトの見解などは、以下の通りとなる。

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