株式会社RECCOO(東京都渋⾕区)が運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」は、最新のZ世代調査として若者の「ショート動画」に対する意識についての調査を発表。それによると、8割が「ショート動画を見ている時間は無駄な時間だと思う」と回答したとしている。
調査は同社が今年10月4日にサークルアップに登録する大学1年〜4年の女子大生を対象に、サークルアップ for client のアンケートオファーで調査した有効回答数200人のサンプルをまとめたもの。
調査では現役大学生に、ショート動画を1日にどれくらい見るか聞いてみたところ、「全く見ない」と答えたのは、わずか12%であった。「約9割が毎日ショート動画を視聴」しており、さらにその30%が「1日に1時間以上」ショート動画を視聴していることが分かった。
また、毎日ショート動画を見ている時間を「無駄な時間である」と思っているかの質問では、8割以上「がショート動画を見ている時間が無駄」な時間だと思うと回答。さらに、スマホを使っている時間の中で「最も無駄な時間である」と思う時間については、XやInstagramなどのSNSと2倍以上の差をつけて、半数以上の大学生がショート動画を見ている時間が「最も無駄な時間である」と回答したという。無駄な時間だと思いつつも毎日見てしまうショート動画には「中毒性」があるのではないではないかとしている。
一方で「無駄な時間であると思わない動画」コンテンツについても尋ねており、最も多かったのが「映画」で103人、次に「ニュース」が77人、「YouTube動画」の72人、「スポーツ観戦」の40人と続く。
同社では、若者の間ではショート動画は確実に流行っている一方で、長尺の映画やニュースなど一見若者離れが不安視されるコンテンツに対する積極的な風潮もでてきているとしている。