ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は10月18日、同社のクルーザーモデル「R18」の駆動装置でリコールを国土交通省に届け出た。
リコール対象はR18シリーズで、令和2年10月1日~令和6年7月8日に製作した1737台。不具合は駆動装置 (リバース制御ユニット)で、製造指示が不十分なため組立工程時のシーリング不良により、ユニット内に水分が侵入し内部の電気コンタクトが腐食することがあるというもの。そのためそのまま使用を続けると、ユニット内で過熱され電子回路が熱損傷し機能不良になり、最悪の場合は火災に至るおそれがあるとしている。
不具合はドイツ本社からの報告で、これによる事故は起きていない。