中古バイクが再び高騰した。9月の業者向け中古バイクオークションでの落札車の平均単価が2ヵ月で過去最高を更新した。取り引き台数の割に成約率が高まっており、国内の秋の需要の高まりや海外輸出も重なり活発に取り引きされたとみられる。
JABA(日本二輪車オークション協会)が調べる「オークション流通結果」を基に、本サイトで各オークションでの落札車の平均単価集計したもの。JABA加盟オークション全13会場の9月の合計開催回数は前年同月の44開催よりも減少し全41開催であった。
8月は加盟会場全体での開催回数が若干減ったことで、出品台数は前年同月に比べ15.4%の減少で3万0330台、成約台数は同12.8%の減少で2万6067台であった。出品台数に対する成約率は2.5ポイント上昇し85.9%であった。
前月の8月との流通台数の比較や、相場である落札平均単価、中古バイクのオークション市場についての本サイトの見方、各オークション会場平均単価などは以下の通りとなる。