JAIA(日本自動車輸入組合)がまとめた6月の排気量251㏄以上の国内「輸入小型二輪車」の新規登録(販売)台数では、前年同月に比べ減少となった。ただ、前月の5月に比べると大幅な増加となる。1月からの累計台数では5月までは前年同期比でプラスであったが、6月では前年同等となった。主要5銘柄ではトライアンフが前年月を超えた。
6月の販売台数は、前年同月に比べ7.2%の減少し3020台であった。しかし、前月の5月の2386台に比べると26.6%の大幅な増加となる。1~6月までの累計販売台数は、前年同期と同等で今年は5台多く1万3930台となる。同月累計台数では国内市場では6.6%の増加となっているが、輸入車は伸び悩みがみられる。伸び悩みの要因としては、市場での需要が伸びているだけに市場以外の各輸入元での取り組みが挙げられなくなさそうだ。
以下、主要銘柄とその他銘柄の販売台数、同クラスの市場や流通についての本サイトの見解を取り上げる。