5月の業者間中古バイクオークションでの取り引き平均単価が過去最高を更新した。それまで最高値であった昨年10月の21万5090円を超えた。今年は1月より20万円を超えて推移している。流通台数は出品、成約ともに前年同月を超え、成約率ではやや割合が高まり買いの強さや、落札者サイドの仕入れが比較的に小規模会場へ流れたとみられる。
JABA(日本二輪車オークション協会)が調べる「オークション流通結果」を基に、本サイトで各オークションでの落札平均単価集計したもの。JABA加盟オークション全13会場の5月の合計開催回数は大型連休の休催により前年同月の40開催よりも少ない37開催であった。
開催回数が少ないものの、加盟全会場の合計流通台数は出品台数が前年同月に比べ5.0%増加の3万4800台、成約台数は出品台数よりも伸びて同10.8%増加し3万0381台であった。成約率は87.3%で同4.3ポイント上昇した。流通台数が増えたといってもコロナ前の2019年以前のレベルに戻った状態だ。
前月4月の流通台数との比較や、相場である落札平均単価、中古バイクのオークション市場についての本サイトの見方、各オークション会場平均単価などは、以下の通りとなる。